新卒で転職したい!辞めたいと思ったら取るべきベストな方法
新卒だけど転職したい!辞めたい!と思っている方も多いと思います。
社会に出たことがない学生の目線で選んだ仕事や会社や業界は、いざ働き始めてみるとミスマッチがあるのは仕方のない事ではありますし、人間関係や上司、仕事内容、社風など、自分には原因が無い外部的な要因である事もあります。
- 思っていた業務内容と違った
- 自分にはこの仕事・会社が向いていないと思う
- 勤務量や人間関係がストレス
そう思ったときは我慢して耐える事も大切な事かもしれませんが、転職を考えた方がいいかも知れません。
これまで私も新卒で転職したいと思っている方の転職を見てきた中で、転職した方が良いケースとしない方が良いケースがあると思いました。
そこで今回は、新卒で転職したいと思っている方、今の会社を辞めたいと思っている方に向けて、
・転職するべきかどうかの判断点
・新卒、第二新卒がうまく転職するコツ
を解説していきます。
新卒・第二新卒の方はぜひ参考にしてみてください。
目次
1.新卒で転職したいと思ったら?転職するべきかの判断点
新卒で入った会社、配属された部署、教育担当となる先輩、それらは残念ながら不平等かつ情報不足なまま決まります。
自己分析不足で入社後のギャップに悩んだり、会社は優れていてもハズレの部署に配属しまう事もあります。
しかし、社会人生活での疲労や苦痛を放っておくと酷い場合ではうつ病になり、社会復帰ができなくなってしまう事もあります。
かと言って簡単に転職をしてしまうのもキャリアプランとしてどうなのか・・。
新卒で転職したい、辞めたいと思った時に、辞めるべきかを判断する軸として重要なのは2つです。
1-1.自分の求める能力・実績が身に付く環境なのか?
まず最も重要となる判断ポイントが「これからも今の会社に居続けることで、あなたが求める能力や実績を身につけることができるのか?」という点です。
社会に出て働く目的は第一に「生きるため」ですが、この時代で人間らしく生きていくには、仕事での能力と実績を高め、経済力を得ることが必須です。
能力と実績がなければ収入は上がりませんし、ある程度の経済力・仕事での自己実現ができないと、自分も周囲も幸せにすることは難しくもあります。
「いつ死ぬか分からないから好きな事をしろ」という意見もありますし、それも一理ありますが、好きな事で食べていけるようになるには忍耐や訓練の時期も必要だったりします。
日本で生きる人のほとんどが人生70年です。自分の入ってしまった組織への違和感を排除するために目先の転職をしようとするのではなく、自分が仕事を通じて実現したい未来(収入、自己実現など)に接点を合わせましょう。
そこに接点を合わせた時に、この会社に居続けることが自分にとってプラスの忍耐なのか、マイナスの我慢なのか、あるいはプラスでもあってもわずかなプラスでしか無いのかを見極めて判断しましょう。
判断しやすいのは「社内に自分がああなりたいと思える先輩・上司がいるか?」を考えて見ると分かりやすいでしょう。
また、「今の仕事や先の仕事を積み上げていくことで、他社で通用する人間になれるか?」も良い判断方法です。
目先の転職よりも、自分のなりたい未来に接点を当てること。当てた時に今必要なベストなルートが転職なら直ぐにでも転職した方がいいです。
この会社に居てもまったく成長しないな、という会社はありますし、経済環境や技術環境の変化で不要になってくる仕事もあります。
仕事を何年も続けても、給料や労働環境がほとんど変わらない仕事というのも存在します。
肉体労働が機械にかわり、知的労働の一部がコンピューターに変わることで多くの仕事が消滅したように、これからも人工知能や3Dプリンタなど、様々な技術革新によって衰退する仕事、新たに生まれてくる仕事も出てきます。
そんな中で「社会に対して付加価値を提供する(その対価として報酬を得る)」上で重要となるのが、仕事での能力・実績です。
それらを高められ、自分の理想とする未来・生き方を実現するための最短ルートを模索しましょう。
今の会社にいることが最適だと思うのであれば転職はしない方が良いですし、今の会社ではないのであれば転職をするべきです。
後ほどもご紹介しますが、新卒で転職したい方に向けた転職支援サービス(『ハタラクティブ』と『日本の若者の就職応援サイト「いい就職.com」』)を使えば、新卒・第二新卒がほしい優良企業への転職ができます。
1-2.今の労働環境に自分自身が耐えられるのか?
「とにかく仕事での能力と実績を伸ばす事だけに集中しろ」と言うつもりはなく、それだけで解決するほど日本の労働市場は甘くないのが現状です。
うつ病の社員が出る会社は多いですし(私の働いていた会社でも何人かうつ病になってしまった方がいます)、過労死が出てしまう業界・会社もあるのが現状です。
日本の自殺率は先進国の中でトップクラスですし、日本は便利に見えて非常に過酷な国でもあるのです。
海外ではそもそも真面目に働いている人は居ません。仕事はサボって当たり前なのです。
真面目にせくせく働いているのは日本人くらいで、世界から見ると日本が異常な国なのです。
そのような異常な国である、という視点を持ちつつ、自分が置かれている環境に耐えられるか、耐える必要があるのかは冷静に考えてみてください。
耐えられるかどうかの判断として重要になるのが労働時間と人間関係です。
残業が1ヶ月に100時間以上だったり、毎日人間関係で精神的な苦痛を受けてしまっている場合は、取り返しがつかなくなる前に動いた方が良いでしょう。
1-3.「耐えられない」「耐えられるが成長できない」環境である場合は転職した方がいい
新卒で転職したいと思った時に行動に、転職するかどうか判断するには
・自分の求める能力・実績が身に付く環境なのか
・今の環境に自分自身が耐えられるのか
がポイントになるとご紹介しました。
2つの判断軸以外にも判断材料となる点は多いので、後ほど紹介する転職支援サービスにとりあえず相談してみるというのも有効な方法なのですが、
ここでは2つの軸で判断した時に転職するべきかの結論を一旦出しておきます。
1.労働環境に耐えられない・・・第二新卒として転職を考える(次章へ)
そもそも自分が働く環境に、肉体的あるいは精神的に耐えられそうもないと感じている方は転職を早々に考えた方が良いと思います。
もちろん我慢をすることで慣れる事もあるので、ある程度の期間は我慢をして慣れる必要もありますが、長く続けて環境が改善されない場合、うつ病などのリスクもあります。
自分の置かれた環境がどれくらい他と比べて過酷なのかを知りたい方も、まずは次章で紹介する転職支援サービスのカウンセラーに相談してみるのが良いでしょう。
2.労働環境には耐えられるが、仕事での成長ができない(しにくい)・・・第二新卒として転職を考える(次章へ)
仕事量や勤務時間、人間関係は耐えられないほどの苦痛ではない。
でも不満はあるし、なにより仕事での成長がほとんどできない・・という場合は、同じ会社に居続ける時間が無駄である場合が多いです。
そんな時は第二新卒として転職を考えた方が良いでしょう。
3.労働環境に耐えられて、仕事でも成長はできる・・・今は転職しない方が良い
労働環境には何とか耐えられて仕事ではもっと成長できそうである場合は、転職しない方が良い場合が多いです。
給料が低くて生活が厳しかったり、他部署に嫌な上司がいたり、遅刻などの規律が厳しかったりなど、組織に属すると、中には違和感を覚える制度、仕組み、人間関係というのは何かしら存在します。
「こんなに働いているのに給料が低いし残業代も出ない」「理不尽な上司がいる」「遅刻や服装などの規則が厳しい」「仕事でダメだしばかりで自分の出来なさ加減がつらい」など、自分がこうあるべきと思っている事とズレている場合、違和感や不満、自信を無くすと感じることもあると思います。
ですが、あくまでも目先の(成功するか分からない)転職より、仕事での成長やスキルの修得に接点を当てた方が良いです。
私も5年間同じ会社に留まった事が過去にあったのですが、安易に転職しなくて良かったと思っています。
2.新卒・第二新卒がうまく転職するコツ
新卒で転職したいと思った方、転職しようか迷っている方、決断が増した方、新卒からうまく転職するにはコツがあります。
新卒で入社半年未満ないし1年未満の場合、普通の転職サイトや転職エージェント、ハローワークを活用するのはおすすめできません。
新卒で転職したいなら、
・新卒・第二新卒がほしい!という優良企業を効率的に見つけつつ
・自分の将来や現状の自己分析などを精度高く行う
・求人票に載っていない情報(残業時間・離職率・採用ポイントなど)を入手する
が成功するポイントになります。
それらを一度に解決できるのが、第二新卒の転職に特化した転職支援サービスを使うことです。
第二新卒向けの転職支援サービスを活用するメリットは、
- 新卒、第二新卒がほしい優良企業だけが集まっていること
- 第二新卒の転職に熟知したキャリアカウンセラーに相談ができること
- 希望企業の求人票に載っていない情報(残業時間・給料・離職率など)が得られること
- 志望動機や職務経歴書作成、面接対策、条件交渉などを全て代行してくれること
などが上げられます。
一人で転職活動をするのは、崖に自ら突っ込んでいくのと同じようなものです。
話だけでも聞いてみることを強くおすすめします。
2-1.おすすめの第二新卒転職支援サービス
新卒の転職に特化した支援サービスの中でおすすめなのが、大手3社です。
大手3社のうち2社へ登録をして、比較しながら転職活動をしていくのが王道になります。
在職中に転職活動をする場合、3社以上は時間配分が難しく、1社のみだと情報が偏ってしまったり時間が余ってしまうので、2社へ登録しておくのがベストです。
①ハタラクティブ
ハタラクティブは、20代の第二新卒・フリーター・既卒・未経験の方が対象の転職・就職サイトです。
未経験OK・第二新卒OKの求人のみを全国で1000件以上紹介しています。
これまでに4万人以上の転職成功実績を持ち、第二新卒の転職に精通したコンサルタントが完全無料で転職活動をサポートしてくれます。
どうやって企業を選べばいいのか?何が自分に向いてるのか?面接に自身がない・・などの不安も、全て転職コンサルタントが丁寧にマンツーマンでサポートしてくれるので、書類通過率96%、内定率78%を誇ります。
②いい就職.com
いい就職.comは、第二新卒・既卒・新卒・留学帰国者を対象とする転職・就職支援サイトです。
第二新卒を正社員として積極的に採用したい企業のみを掲載・紹介しており、商社・メーカー・広告・IT・サービスなど全国で2000社以上を扱っています。
また、若手求職者にふさわしい求人だけを紹介することをポリシーとしており、離職率の高い業界や企業、社会保険などが完備されていない会社などは掲載をしていないので安心。アドバイザーによる個別サポートやセミナーなどの就職支援も充実しています。
③JAIC
JAIC(ジェイック)は、第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サイトです。
これまでに1万人以上の就職支援実績を持ち、就職成功率は80%以上という驚異的な実績を持っています。
無料登録をして面談に行くと書類選考無しで優良企業20社を厳選して紹介してくれます。
また、スーツを着て働く仕事を紹介しているので、飲食・先物・不動産・アミューズメントなどの業界は紹介しておらず、しっかりと正社員での紹介を行っています。
ただし無料の講座でビジネスマナーなどを学んだ後に企業紹介や転職支援となりますので、本気で転職したい第二新卒の方におすすめです。
20代の既卒・フリーター・第二新卒の就職支援ならジェイック。
2-2.転職支援サービスを使って転職活動を進める際のポイント・補足
実際に転職活動を進めていく際に、いくつかポイントと補足を記載しておきます。
働きながら転職活動をすること
どうしても無理な場合を除いて、できれば働きながら転職活動を進めましょう。
辞めてからの転職は印象が良くない場合もあるからです。大変だとは思いますが、できれば夜間や土日を活用して進めていきましょう。
転職活動をしていることを絶対に口外しないこと
新卒で転職したい と思い立ち、転職活動をいざ始めた際に、社内の人には絶対に口外しないようにしましょう。
自分が信頼していると思っても、噂は瞬く間に社内に広がってしまいます。
できるだけ円満に退職できるように、社内の人には誰にも話さないように注意しましょう。
転職支援サービスは無理に転職は進めないので安心してOK
転職支援サービスに登録したら無理に転職を進められるんじゃないか?と不安に思っている方もいるかも知れません。
転職に迷っている方、転職をしない方が言い方などに、無理に転職を進めることはありません。
転職できたとして直ぐに辞めてしまったり、合わなかったなどのミスマッチがあった場合に困るのが転職支援サービス側だからです。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
新卒転職したいと思った方に向けて、転職するコツや判断ポイントをご紹介しました。
待っていても環境が変わる事はほとんどありません。
人生は一度しかありません。やらない後悔よりも、やって後悔をした方が良いです。
転職したい、辞めたいと思っている新卒の方に参考になれば幸いです。
また、第二新卒におすすめの転職サイト・エージェントは『第二新卒転職サイトランキング【おすすめ10選まとめ】』でもご紹介しています。
合わせて参考にして頂ければ嬉しいです。
おすすめの転職サイトやエージェントは以下でもご紹介しています。
合わせてご覧ください。