就活つらい・うまくいかない|しんどい就活を乗り切る対処法まとめ【保存版】
就活はメンタルの勝負とも言えます。
何十社もエントリーして内定を貰えるのは平均2.2社です。
次々とお祈りメールが来ると、自分が否定されているように思い自信を失い、就活を続けることが苦痛になります。
就活がつらい本質と、うまく行かない不安への対処法を解説します。
目次
1. 就活生は不安でいっぱい~就活がつらい・しんどいと感じている学生は84%
学生にとって就活は、体力・時間・精神的・金銭的に、大きな負担です。
JOBRASSの調査によると、就活にストレスを感じている学生は83.7%に上ります。
次々と不採用が続くと不安になります。
内定取得の平均は2.2社ですが、内定取得者は2極分化しています。
4社以上も内定を得る学生がいる一方、大多数は中々内定が得られずやっと1~2社です。
<内定取得者のうちの内定取得数>12月時点
- 1社=45%
- 2社=25.2%
- 3社=14.2%
- 4社以上=15.5%
(平均2.2社)
(※)株式会社リクルートキャリア・就職みらい研究所「就職白書2017」より
株式会社ディスコの調査によると、平均39.6社にエントリーして、11.3社の筆記試験を受け、8.9社の面接試験を受けています。
単純計算で、平均38回位は落ちる経験をするわけです。何回目で受かるかは違うとして、次々と不採用という事実を突きつけられる経験をするわけです。就活がつらいのは当然と言えます。
1-1. 就活がつらい理由
就職活動では、具体的にどんな不安を抱いているのでしょう?連合の調査から見てみましょう。
<就職活動中、どんな不安を抱いているか(いたか)> 複数回答
- どこにも就職できないかも=69%
- ブラック企業に就職してしまうかも=41.7%
- 周り(友人)と比べて、自分は努力していないのではないか=34.9%
- 自分は価値のない人間なのではないか=33.3%
- やりたい仕事がみつけられなかったらどうしよう=31.8%
- 失敗は許されない=28.4%
- 親の期待に応えられないかも=21.1%
- 内々定をもらった企業に本当に決めてよいのだろうか=17.3%
- 就職活動資金が工面できないかも=12%
- 就活で忙しくて、卒業できないかも=6.9%
(※)日本労働者組合総連合「就職活動に関する調査」より
内定が出ない焦りや就活の大変さがよく表れています。
周りの友人が次々と内定決まり、自分だけが決まらないと、焦りは相当なものでしょう。
33%もの人が、「自分に価値がないのではないか」と自信喪失を感じています。
不安の内容は、内定が決まらないことによる不安が大半ですが、周囲と比較しての不安、内定ブルー、資金面での不安、学業との両立への不安などがあります。
さまざまな不安を抱えながら就職活動しており、継続的に強いストレスが掛かっている状態がうかがえます。
1-2. 就活がつらいピークは、4月から7月
10月頃にはほぼ9割が内定し、最終的には大方の学生はどこかに内定が決まることになります。
しかし、それまでの就活期間のつらさが大変です。
大体3月頃からプレエントリー始めて、夏休み頃まで就活が続くという状況です。
4月~6月は不安で大変苦しい時期でしょう。企業側は6月~7月が内定出しのピークになっており、内定率も6月には55%と半数の人が内定を得ています。
逆に言うと、二人に一人は6月でも内定を得られず、最も焦りと不安が大きくなる時期です。
2017卒業者 | 4月1日時点 | 5月1日時点 | 6月1日時点 | 7月1日時点 | 8月1日時点 |
---|---|---|---|---|---|
内定率 | 11.8% | 29.1% | 54.9% | 79.8% | 85.8% |
(※)株式会社ディスコ「キャリタス就活2018」(2017年7月1日時点)1238人
NPO法人POSSEの就活調査では、就活生の7人に1人が「就活うつ」状態になっていると報告しています。
「就活うつ」まで行かなくても、近い状態になる人も多いでしょう。
自由で楽しい大学生活を謳歌してきて、いきなり厳しい状況に直面すると心身が音を上げてしまいます。
1-3. 就活のお祈りメールがつらい~「拒否される」ことの弊害
次々とお祈りメールが来ると、心が折れそうになります。
学生の場合は「明確に拒否される」という経験は、せいぜい受験くらいでしょう。内部進学で受験もなく進学してきた人には初めての経験かもしれません。恋愛で拒否されることもありますが、恋愛の場合は1対1の個人的な事です。
就活での拒否は、自分の能力資質を応募先の会社に認められなかったというある種の社会的評価の結果です。痛さの原因は、そこです。
そして自分は評価されなかったけれど、他の人は評価されたわけです。
それを次々と突きつけられるのは本当にしんどいです。
社会に出て仕事を始めると「拒否される」のは時々あることなので、そういう試練を経験しておくのも意味があるとも言えます。しかし、就職の前につぶれてしまっては意味がありません。
心理学的には、拒否されることの弊害は大きいです。
影響が大きいのは、無意識への影響です。就職活動は行動を伴うので、無意識への影響が大きいのです。
「行動してダメだった」ということが続くと、無意識レベルで行動に抑制をかけてしまいます。
なぜなら、[ダメ=拒否]は心の痛みを伴い、本能的に不快なことだからです。
身体の痛みも心の痛みも、不快に感ずる場所は同じなのです。
無意識レベルでは、不快な経験を避けるように作用します。
これが「拒否される」ことの弊害であり、就職活動のモチベーションを下げる原因です。
そして当然のことながら、不快な経験はストレスとなります。
数回拒否されると「また、落ちるのではないか」という不安が渦巻いて(予期不安)、ますますストレス度合いが強くなります。
人間は一過性の強いストレスには対処できますが、継続的なストレスには弱いのです。
就活は数ヶ月間に渡り、継続的に強いストレスがかかります。
就活中は心身がストレスフルな状態になっているので、充分な対策が必要です。
就活中のストレス対策については、4章で解説します。
1-4. 就活がつらい・しんどいと感じる脳の仕組み
就活の「つらさ」は色々な要素が絡んだ複合的なものです。
「つらい」とは、内外からの欲求や必要があり、それを満たせない時に感ずるギャップの大きさに伴う“痛み”と言えます。
一番大きい痛みは、前述の「自分を評価して欲しいのに=拒否される」ということでしょう。
拒否されることによって、他のさまざまな不安が一気に押寄せ、顕在化します。
「このまま就職できなかったらどうしよう」、「また失敗したらどうしよう」、「親の期待に応えられなかったらどうしよう」などと、不安が不安を呼ぶ悪循環になってしまいます。そのために、就活しないといけないのに、思うようにできずに「つらい」という状況になります。
人間の脳はエネルギーを非常に消費するので、新しい経験や刺激が多いほど疲労します。
例えば、初めて行く場所・初対面の人等、初めて行動の時には猛烈にエネルギーを消費します。
人間の脳はエネルギーに限りがあり、集中するためには目的を絞らないといけないのです。
平たく言うと、不安というノイズが多いほど脳のパフォーマンスは低下するということです。
就活中は、不安ノイズの塊です。意識に上る一つ一つの不安を解消するのも大事です。
しかし「就活のつらさ」の本質を解消できるわけではありません。
「就活のつらさ」は、欲求(理想)と不足のギャップ・痛みであり無意識のことも多いからです。
欲求は意識している欲求と、本音に気付いていない(または目を逸らしている)無意識の欲求があります。そのため何となく不安・気持ちが重いなどで就活のモチベーションが下がります。
2. 就活がつらい・うまくいかない時の対処法
就活がつらい時は、まず不安ノイズを減らすことが必要です。
不安ノイズを解消して目的に集中するためには、徹底的に自分の本心を自問自答する作業(自己分析)が大切です。就活本のノウハウ的な自分の強み・弱みなどではなく、しっかりと自分の本心に向き合うことです。
本当の目的は、「イイ会社に入社する」ことではないはずです。
就活では、多くの人が目的を間違えています。
ここを間違うと、内定ブルーになったり、入社しても3年以内で「何か違う」と辞めてしまいます。
(※)厚生労働省「新規学卒者離職率」:平成25年卒大卒社員の3年以内の離職率は31.9%
自分にとって何が幸せか?どういう働き方を望むか?応募する会社に何を求めるのか?
優先順序をしっかりと定めることです。あれもこれも完璧な会社などありません。
若いうちは給料が安くても、安定を望むのか?
残業が多くても、自分が成長できる企業を望むのか?
そもそも、自分は何のために働くのか?自分の人生の時間をどのように使うのか?
徹底的に考え抜きましょう。今は一つの答えに行き着かなくても、考えておくと就活の中で「これだ」ということに気付くチャンスがあるでしょう。
自分の軸を持つと不安ノイズが低下して、優先すべきことに集中できるようになります。
面接でも自分の言葉で自信をもって語れるようになるでしょう。
どの会社で働くか?よりも、就職した会社で自分がどのように働くか?がはるかに重要です。
次に就活の不安について、具体的な対処法を解説します。
前出の調査から、主な不安・つらさとしては以下の5つが挙げられます。
- 落ち続けるつらさ、自分に価値がないなど自信喪失に陥る
- 内定が決まった友人と自分を比較して落ち込む
- 就活自体の忙しさや学業との両立など、時間に追われるつらさ
- 内定先に入社すべきか迷う(内定ブルー)
- 就活資金・バイトできないなど経済的な不安
2-1. 就活に落ち続けるつらさ、自分に価値がないと自信喪失に陥る
就活は、「落ちて当り前」が現実です。
約40社にエントリーして1~2社内定が平均的ですから、何回も落ちて当然です。
それでも、10月頃には9割近くが内定を得ています。
これが客観的事実です。
誰でも落ちると「痛い」です。問題はその後です。
人格を否定された、自分の価値を否定された、と思うとつらくなります。
応募企業の求めるタイプや資質と合わなかったというだけです。
次にどうすれば良いのか?に集中します。この段階では、就活本のノウハウ的なことも役立つでしょう。
知名度はないけれど、地味な優良会社や堅実な中小企業は沢山あります。
ブランドや見栄や他人がどう思うかでなく、自問自答した自分の優先順序に沿って焦らずに地道にやるべきことに集中しましょう。
地味な優良企業など、自分では中々探せないものです。
そんな時は、新卒就職エージェントを活用すると良いでしょう。
就職サイトと違い、専任のキャリアアドバイザーが付いて、求人企業の紹介や就職のサポートをしてくれます。無料で利用でき、登録すると面談して条件や希望をきき、要望にあった求人を紹介してくれます。
2-2. 内定が決まった友人と自分を比較して「うまくいかない・・」と落ち込む
周囲の友人が次々と内定を得ると、焦ります。そういう友人につらさを相談することも出来ずに、自分だけ取り残されたように感ずるでしょう。
応募企業も働く価値観も各々に違います。他人と比較することが間違いです。
友人はイチゴを売り、自分は花を売り、友人のイチゴが売れていいなぁと羨むようなものです。
別物を比較しても意味ありません。各々の幸せのために各々が個別に努力するのは当り前です。
適切なお客さんのいる所に売りにいけばよいのです。
しっかり自問自答すると、無駄に比較したりせず自分の軸に集中できるでしょう。
目の前の応募書類や面接に真剣に取り組むことが最良の対処法です。
2-3. 就活自体の忙しさや学業との両立など、時間に追われるつらさ
就活期間の集中化に伴い、就活スケジュールが過密という人が多いでしょう。
就活に追われ、卒論もやらねば…単位を落としている人は単位とらないと卒業できません。
スケジュール管理は就職しても必要になるので、練習だと思って前向きに取組みましょう。
時間管理の基本は、重要度と緊急度です。重要度も緊急度も低いのは無駄ということです。
重要度も緊急度も高い (最も優先度高く集中する) |
重要度が高く緊急度が低い (時間を設けて集中する) |
緊急度が高く重要度が低い (さっさと事務的に済ます) |
緊急度も、重要度も低い (省くべき無駄) |
重要度と緊急度によって優先順序をつけたら、月間~週間スケジュールから、日毎のコマ割というように行動計画を作成します。
書類選考で受かると面接が入るわけですから、面接予定も入れておきます。
もし面接予定が入らなければ、その時間は次の準備に当てるか、軽い運動や読書でもしましょう。
忙しい時ほど視野が狭くなりやすいので、ポカッと空いた時間は貴重です。
そういう時間に「何のために就活するのか」など、視点を遠くに置いてみましょう。
人間の頭は同時に二つのことに集中できません。行動計画を作ったら、その時間はその行動に集中することです。不安ノイズを取り除くと、行動に集中できるでしょう。
2-4. 内定先に入社すべきか迷う(内定ブルー)
内定した会社に決めたはいいけど、本当にこの会社で良いのだろうか?自分の希望は叶うのだろうか?他の会社の方が良かったのではないか?という不安が内定ブルーです。
内定ブルーの原因は、一社を選ぶことによって他の選択肢(可能性)を捨てる不安です。
内定ブルーのままでは、入社後にイヤなことがあると「この仕事は合わない。自分の可能性は他にあるかも」と転職を繰り返す青い鳥症候群になりかねません。
自分の可能性とは、置かれた場所で日々の仕事を通じて開拓していくものです。
「キャリアは偶発的だ」と唱えるのは、米国・スタンフォード大学の心理学者、ジョン・D・クランボルツです。「キャリア形成は自分の適性や能力を分析して目標を定めて固執するのは非現実的で有効とは言えない。個人のキャリア形成は、8割は予期せぬ偶然の出来事により、その都度本人が主体的に努力することによって獲得していくもの」としています。
つまり、入社した会社で一生懸命がんばれ!それがキャリア形成であり可能性につながるということです。
どんな大企業でも、不足や問題はあります。100%満足するような会社はどこにもありません。
問題をあげつらって不満を言うのと、良い面を見つけて満足するのとどちらが幸福か明白ですね。入社すると決めたら、その会社の良い面を見るように心掛けることです。
2-5. 就活資金・バイトできないなど経済的な不安
2016年日経就職ナビ学生モニター調査によると、就活費用の平均は、162,902円となっています。
地方の学生が東京で就活するのは、交通費・宿泊費など費用面、体力面でも非常に負担が大きいです。九州地方では、約23万円、東北地方では、約20万円となっています。
就活費用の出所は、約7割が親です。
- 親に出してもらった(返済しない)=50.5%
- 親に借りた(返済する)=15.9%
- 全額自分で工面した=33.7%
全額自分で工面したという人が、34%もいることに感心します。実家通学・就活の人は可能かもしれませんが、就活中ならば無理してバイトを入れるより親にお願いして費用を借りるのが良いでしょう。
親は、就活がどれほど大変でお金がかかるものか意外と実情を知らないものです。親世代と今では、就活の方法も大変さも全く事情が違いますから、言わなければわかりようがありません。
協力して欲しいことや親の考え方など、きちんと話し合うことが大切です。
「そんなことなら、早く言ってくれればいいのに」と思う親御さんも多いのではないでしょうか。
地方の大学では就活支援バスなどを出している所もあります。
まず大学のキャリアセンターの情報をチェックしましょう。
地方学生向けの就活シェアハウスなどの支援サービスを行うサイトもあります。
地方学生対象の就職エージェントもありますので、活用するとよいでしょう。
3. 就活の辛さ・ストレスを防ぎ、脳のパフォーマンスを高める対処法
就活は心身に非常に大きなストレスをもたらします。
夜更かし・睡眠不足での就活は最悪パターンです。
脳のパフォーマンスを高めるためにも、良好な体調を維持することが必須です。
最も確実で効果的なのは生活リズムを整えることであり、ストレス耐性も高まります。
私達の身体の至るところに体内時計があり、それらの子時計が脳の親時計と協調しながら生命活動を営んでいます。
体内時計が乱れると心身の変調を来たし、脳のパフォーマンスもメンタルも低下します。
就活では、朝から筆記試験や面接などがあり、その時間に集中力を発揮しないといけません。
いつも夜更かしでその日だけ朝早起きしても、頭も身体も急には準備が整いません。
体内時計の協調に大きな影響があるのが、起床・睡眠リズムと食事です。
3-1. ストレス耐性と脳のパフォーマンスを高める
睡眠不足や生活リズムの乱れは、情緒不安定を招き、脳のパフォーマンスを低下させます。
<ストレス耐性と脳のパフォーマンスを高める方法>
- 起床時間を一定にする=9時頃に頭が働くようにするには、7時頃には起きる。
- 7時間は睡眠を取る=睡眠不足は脳のパフォーマンスを低下させる。夜12時頃には就寝する。
- 応募書類やESを書くなら、深夜より早朝~日中の方がはるかに効率が良い
- ブルーライトは睡眠の質を悪くするので、就寝前30分のスマホやTVは避ける
- 朝食は軽くても必ず食べる(時間帯は一定にする)=朝食は脳のエネルギー
- 飲酒は控える=睡眠の質を低下させ、翌日の脳のパフーマンスを低下させる
- タンパク質と適度な炭水化物、野菜を適切に取る
- 午後から面接などある場合の昼食は、脂肪分は少なくする=脂肪分の多い食事は眠気を誘う
3-2. 就活がうまくいかない・落ち込んだ時の対処法
就活では、どうしようもなく落ち込む時もあります。
落ち込んだ時の対処法の基本は、心を無にして単純でリズミカルな動作に集中することです。
動作に意識を集中して、15分以上・30分以内が目安です。
・30分以内の、ランニング・早歩き・自転車こぎなど、単純な繰り返し運動に集中する
・瞑想や腹式呼吸=おへその辺りに意識を集中して、一回の呼吸で10秒位かけてゆっくり息を吐き切るのがコツ。10分くらいやると、頭がスッキリしてきます。
これらは、セロトニン神経(安定した精神状態を保ちストレスから身を守る作用)を活性化する方法です。お祈りメールが届いた後は、まずやってみましょう。
3-3. 情報の取捨選択をする
就活期間は不安ノイズの塊ですから、余計な不安を持たないように情報の取捨選択も必要です。
ただでさえ応募企業からのメールチェックなどで情報量は増大し、その対応だけでも大変です。
期間限定で友人との個人的なSNSはしないなど、決めておくのも方法です。
SNSで友人の「内定ゲット!」など見ると心乱れるだけです。
就活の間は、ネガティブ情報にはふれず、ポジティブな情報を選ぶようにしましょう。
人間は環境に影響されやすいので、ネガティブ情報が多いと自分の気持ちも後向きになります。
内定とれない友人同士の愚痴の言い合いなどは、百害あって一利なしです。
ただし企業研究など就活に関る情報は客観的に収集する必要があります。
考えても仕方のない問題と、真剣に取り組むべき問題を分けて解決のための情報収集をします。
就活期間は時間もエネルギーも限られた中で、必要な時に必要な能力を発揮しないといけません。そのためには、情報の取捨選択をして、時間とエネルギーの無駄を省くことが大切です。
これらの他にも就職で仕事が決まらないときの対処法については「就職で仕事が決まらない!企業視点で考える就活の5つの問題と対処法」でご紹介しています。
4. まとめ
就活がつらいのは、自分だけじゃありません。皆、同じようにつらいのです。
しかし、人生・価値観はひとりひとり違います。
他人は他人、自分は自分、企業は企業と、他者と自分との境界を分けることが大切です。
そのためには自分にとって何が幸せか?自問自答して、自分の軸を持っておくことです。
軸は、就職後に微調整・修正しながらでも良いので、今考え抜くことです。
どんな会社でも、楽しそうに働く人もいれば、自分にはこの仕事は合わないと言って転職を繰り返す人もいます。どんな会社に就職するかが問題ではないのです。
第一志望の会社に入社したからと言って、幸福が保障されているわけではありません。
仕事の面白さを見出し、職業人生を幸福にするかは自分次第です。