保育士辞めたい【解決するには?】仕事や保育園が嫌になった時
保育士辞めたい!そう思って辛い方も多いと思います。
保育士は「残業や持ち帰り仕事などの激務」「女同士の人間関係」「保護者の圧力」など厳しい労働環境により離職率が高い仕事の一つでもあります。
また、保育園によっても環境が大きく違うのが特徴です。
今回は保育士を辞めたいと悩んでいる方に向けて、辞めたいと思った時にどうすればいいのか?を解説していきます。
保育士辞めたいと苦しんでいる方は是非参考にしてみてください。
1.保育士辞めたい時にどうするか
保育士辞めたい時・・・それは保育士さんであれば誰もが思った事があるものだと思います。
保育士の仕事は表には出ませんが、保育園によって非常に過酷な労働環境になっています。
1-1.保育士は人間関係と激務でうつ病になりやすい仕事
仕事をする上で最も精神的にキツく、うつ病になりやすい原因が「人間関係」と「勤務量」なのですが、
保育士の仕事はその両方が一度に襲いかかる事もある、とても危険な仕事でもあります。
特に新卒や若い保育士さんほど軽いうつ病になってしまう事が多く、放っておくと本当のうつ病になってしまい社会復帰ができないケースも珍しくありません。
夜は9時、10時から自分の仕事をし、家に返っても持ち帰り仕事・・・。休日はあまり無い。園長や先輩の暴言や態度、プレッシャー。
肉体的にも精神的にも、過労死やうつ病のリスクがありますし、これをご覧の方でそのような状況に追い込まれている方も少なくないと思います。
保育士辞めたい・・と思っている方や、最近体調がすぐれないという方は要注意です。
1-2.人間関係や勤務量は保育園の問題。転職しないと変えることが難しい
同じ保育士の仕事であっても、人間関係や仕事量というのは、その保育園によって決まるものです。
結論から言うと、職場の人間関係や勤務量は他の保育園に転職をしない限り変えることはほぼ不可能です。
人間的に未熟な経営者や上司、そして労働者にしわ寄せがいく経営体制は、下のものが発言しても変えることは難しいです。
でも安心してください。転職をすれば状況を変える事はできます。
1-3.転職をすることは逃げではない。辞めにくいのも責任はない
転職と言うとタイミングが悪く迷惑がかかるし辞めにくい・・・と思う方も多いと思いますが、それは違います。
保育士を辞めたいとまで追い込まれた貴方には責任はなく、働きたいと思える環境を作らない園長や経営層、上司に責任があるのです。
あなたが保育士に向いていないわけではありません。どうか自分を責めないでください。
あなたがやらなくても、代わりの保育士はいっぱい居ます。
保育士の離職が止まらなければ、園側もいい加減気づくのではないでしょうか。
あなたが待っている必要はありませんし、待っていてあなたが取り返しのつかない病や事故に巻き込まれては元も子もありません。
1-4.自分の身は自分でしか守れない。子どもたちをのびのび育てられる保育園に転職をしよう
社会に出ると、悲しいほど自分の身は自分でしか守れません。
まずは自分の身を第一に考えてください。
あなたが幸せでなければ、子どもたちを育てることはできません。
良い保育士を育てたいと思っている保育園は、人間関係や激務が理由で保育士が辞めたりはしないです。
保育士が仕事を辞めたいと思わず安心して働くことができるので、結果として子どもをのびのび育てられる保育園、親が安心して子どもを預けられる保育園になります。
自分の子どもを預けたいと思える保育園に転職をしましょう。
次章では、保育士が働きやすい職場に転職をするポイントをご紹介していきます。
2.人間関係や労働環境の良い保育園に転職をするポイント
保育士にとって働きやすい職場は、保育園の方針や園長によって決まると言って良いでしょう。
良い保育園というのは、人間関係が良く、激務ではありませんし、待遇も良く、モンスター保護者もあまり居ません。
きっと保育士を辞めたいと思うような事もないはず。
そのような保育園に転職をするには、転職支援サービスを利用することです。
2-1.保育士が働きやすい職場に強いおすすめの転職支援サービス
良い保育園に転職をするには、転職活動を我流で行わず保育士向けの転職支援サービスを使うことです。
保育士に特化した転職支援サービスを利用することで、以下のメリットが得られ良い保育園に転職をするポイントになります。
- 人間関係が良く勤務時間が適切で、離職率も低い優良な保育園を複数紹介してくれる
- 内定を得るための書類作成、面接対策をプロがしてくれる
- 職場見学や給料・勤務時間などの条件交渉も代行してくれる
- 求人票には載っていない情報(離職率、園の方針や内部事情、人間関係、給料など)を詳しく教えてくれる
これらを一人で行うのはほぼ不可能に近いです。
良い保育園に転職をするには保育士転職支援サービスを活用しましょう。
保育士に特化した転職サービスの中でも特におすすめの3社は以下です。
1社のみだと情報が偏ってしまうので、2〜3社に登録をして複数求人を紹介してもらいましょう。
その上で自分の希望や適正を踏まえて、面接に進む保育園を絞っていくのがポイントです。
人間関係の良い保育園に特化した「保育エイド」
保育エイドは「人間関係で悩みたくない保育士さん」のための転職支援サービスです。
東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県に対応し、人間関係の良好な保育園の求人に特化して紹介しています。
どうして良好かどうか分かるのかというと、実際に保育エイドを通じて転職をした保育士さんへフィードバックをしたデータを蓄積しているためです。
他にも入社前の職場見学や、アットホームな保育園、新規オープンの保育園など、とにかく人間関係で悩まないためのサポート&求人が充実しています。
相談だけでも無料で行えるので、保育士辞めたいと思っている方は、一度登録して相談してみるのがおすすめです。
厚生労働大臣認可、優良求人に強いのが「保育士バンク!」
保育士バンク!は、厚生労働大臣認可の国内最大級の保育士転職サイトです。
業界トップクラスの求人数で、保育士バンクだけの独占求人が多いです。
厚生労働大臣認可なので優良な保育園求人に特化していて、好条件(残業が少ない・人間関係が良い・待遇が良い)の保育園採用情報が多く、全国47都道府県の求人もカバーしています。
保育士の相談なども無料で行っていて、通常は人材出身のキャリアコンサルタントが転職サポートを行いますが、同サイトでは元保育士の女性キャリアコンサルタントが多数在籍しています。
そのため、保育士の転職事情や悩みに詳しいコンサルタントに、転職活動を丁寧にバックアップしてもらうことができます。
保育士を辞めたいと悩んでいる方にはこちらもおすすめです。
無駄な転職を繰り返さないためにも、2〜3社に登録をしておき情報は多めにもって精査をしていくことがポイントです。
2-2.ワローワークなどの一般的な求人サイトは使わないこと
ハローワークや一般的な求人サイトは保育士の転職には不向きです。
円満退社や寿退社をして欠員が出ているような条件の良い保育園はハローワークなどに掲載はほとんどしていません。
保育士の求人も少なく、保育業界に精通したキャリアコンサルタントの支援もなく、自分だけで転職活動を進める事になってしまいます。
優良な保育園を効率的に探し、ミスマッチをしないようにするには保育士に特化した転職サイトを利用しましょう。
2-3.働きながら転職先を決めるのがベスト。早めに登録をしておくこと。
保育士さんの仕事は忙しいので働きながらの転職は一苦労ですが、転職支援サービスを使えば代行してもらえる作業も多いので、働きながらでも転職活動はある程度できます。
転職先に妥協しないためにも、可能であれば仕事を続けながら転職活動を進めましょう。
そのために、まずは転職支援サービスへ登録をして希望条件を伝えて保育園のリサーチを依頼しておきましょう。
3.保育士を辞めたいなら他の職種に転職をすることも
どうしても保育士を辞めたい。この保育園が嫌というわけでもなく保育士であること自体を辞めたいという場合には、他の職種へ転職をすることになります。
保育士から他の仕事へ転職する方法についてもご紹介しておきます。
①女性の転職に強いマイナビエージェント
マイナビエージェントは、女性の転職に強い国内最大級の転職支援サービスです。
大手の中でも一人ずつ丁寧に時間をかけてじっくり転職の支援をしてくれるので、未経験からの転職や女性の転職、はじめての転職などで安心して使えます。
②新卒や20代の転職に強いハタラクティブ
ハタラクティブは、第二新卒や20代の若手の転職・就職に強い支援サービスです。
新卒で保育士を辞めたいと思っている方や、1〜2年目で保育士を辞めたい方に向いています。
保育士の資格を活かせなくなるのは勿体ないという点もありますが、保育士の仕事は都心部を中心にいくらでもあります。
保育士として長期的に働くことを考え直してみたい方は、別の職種にできるだけ早く転職してみるのも一つの手です。
4.保育士の仕事を辞めたい理由
保育士の仕事を辞めたい理由で多いものをピックアップしました。
- 人間関係:先輩から理不尽に怒られる、ミスをすると園長に怒鳴られる。叱責される。他の保育士と違った扱いを受ける。
- 仕事量:毎日当番があり帰宅するのが21時、22時など。家に帰っても持ち帰り仕事があり、休日出勤があることも
- 保護者との関係:モンスター保護者から理不尽なクレームを受けて時間を消費してしまう
- 子どもが苦手・嫌いになる:色々な事が積み重なり、わがままで嘘をつく子どもの事が嫌いになっていく
- 給料や待遇が悪い:残業が多いが残業代がつかない。基本給も低く待遇が悪い
- 体力的にもつらい:子どもの相手をするので体力的にも辛い
終わりに
いかがでしたでしょうか。
保育士辞めたいと思っている方に向けて、どうするべきかや転職するコツなどを解説しました。
保育士を辞めたいと思ってしまう原因の多くは、その保育園にあることが多いです。
悩んで苦しんでいる保育士さんのお役に立てれば嬉しいです。
また、保育士から他の職種へ転職する方法については『保育士から転職【保存版】職種・事例・転職方法まとめ』で、保育士におすすめの転職サイトは『保育士転職求人サイト【口コミでおすすめ】21サイトランキング』でもご紹介しています。
また、ワークライフバランスの取りやすい派遣の保育士として働きたい方は、『保育士派遣会社の口コミ・評判ランキング〜おすすめは?』のページで口コミでおすすめの派遣会社を紹介しています。
合わせて参考にしてみてください。