自動車整備士から転職【保存版】転職先・成功する方法まとめ
整備士から転職した方が良いんじゃないか?
と思っている自動車整備士、ディーラー整備士の方は多いと思います。
整備士に多いのが「将来への不安」です。
若いから今の環境に何とか耐えられるけど、将来を考えただけでゾッとする・・・という整備士の方は多いのではないでしょうか。
低賃金、サービス残業、土日出勤に加え、肉体労働、体育会系な上下関係。
特にディーラーは経営が一族経営だったりするケースも多く、一定以上の昇格・昇級が見込めない事も多いです。
そこで今回は、自動車整備士からの転職について、うまく成功する戦略・コツをまとめてみました。
整備士から転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
整備士からの転職事情。転職した方が良いのか
自動車整備士は他業界への転職が多い仕事の1つでもあります。
整備士からの転職で多い理由と、転職するべきかどうかをまとめました。
自動車整備士からの転職で多い理由
自動車整備士からの転職で多い理由を転職希望者に調査したところ、以下の理由が多い結果となりました。
- 将来への不安がある(賃金面・肉体面・勤務時間面)
- 給料・年収が低い、上がりにくい
- 体力が持たない
- 土日祝日に休めない
- 人間関係(体育会系の上下関係、上司のパワハラなど)
中でも最も多かったのが将来への不安です。
整備士は男性の割合が非常に高く、将来の結婚や出産、40代・50代になった自分を想像すると、自動車整備士を続ける事は難しいですよね。
整備士から転職をするべきか?
整備士から転職をしない限り、サラリーマンの環境や待遇は大きく変わる事はありません。
今の環境に不満を持っていたり、将来をイメージして不安・絶望感があるのであれば、できるだけ早く転職をするべきだと思います。
自動車整備士の平均年収は概ね以下となっています。
20代:294万円~300万円
30代:300万円~400万円
40代:450万円前後
他の職種と比べると、やはり50万〜100万以上低くなっており、年齢を重ねるにつれて差が広がっていってしまいます。
(※もちろん個人差、企業差はあります。)
特に「給料・年収」や「土日休み・勤務時間」はサラリーマンがどうにかできる問題ではないため転職しなければ解決はしませんし、人間関係や体力面も個人の範囲で解決するのは難しい事もあります。
整備士からの転職を考えている方は、まずは転職活動をしてみるのも一つの手です。
整備士から転職で成功する方法
整備士からの転職は、これまでのキャリアを活かす技術職や自動車が関連する業界が多い傾向にありますが、全くの異分野へチャレンジする人も多いです。
どちらにしても転職に成功するにはいくつかのポイントがあります。
転職支援サービスを活用すること
最も重要なのが転職支援サービスを活用することです。
転職活動は一人で行うには非常に時間と労力を要するものですし、我流で行うと失敗しやすいです。
特に自動車整備士の場合は、整備士のキャリアを活かして整備士以外の仕事へ転職することが多いので尚更です。
もちろん最後は自分の意思で決めるものですが、プロのアドバイスも活用しましょう。
転職支援サービスを活用することで、以下の作業を無料で代行してもらう事ができるので、
転職活動で成功する可能性が飛躍的に高まります。
- 異分野やこれまでの経験を活かせる最適な企業や求人を複数探す
- 志望動機や職務経歴書作成、面接対策、条件交渉などを行う
- 求人票に載っていない情報(離職率・残業時間・社風など)を収集できる
おすすめの転職支援サービスは大手2社
自動車整備士からの転職でおすすめしたい転職支援サービスは大手の2社です。
転職成功まで一貫して無料で利用することができます。
リクルートエージェント
国内最大の転職支援サービスで、10万件以上の求人数、30万人以上の転職成功実績を持ちます。
履歴書作成、面接対策などのノウハウから、個別の企業ごとの情報も広く保有しています。
まずは登録しておきたいサービスです。
マイナビエージェント
国内大手の転職支援サービスで、一人ずつ時間をかけて丁寧にキャリアカウンセリングを実施してくれます。
技術職の転職に強く、整備士から他業種への転職も得意です。
1社のみだと情報が偏ったり、紹介される求人数が少なかったりしますし、
転職支援サービスにも得意・不得意分野があります。
2社へ登録して比べながら情報を均等に収集していくことがポイントです。
また、入社2年目以内の方は、若手の転職に強いハタラクティブもおすすめです。
ハタラクティブは、第二新卒や若手を採用したい企業を数千社紹介している転職支援サービスです。
通常の転職サイトでは3年以上の社会人経験を求める求人が多いので、無駄な転職活動をせずに済みます。
大手であれば無理に転職を進める事はなく、転職活動がなあなあにならない程度に後押しもしてくれます。
転職したい!という意思があるうちに登録して動きはじめましょう。
ハローワークや一般的な求人サイトは不向きの場合もある
ハローワークに行ったり一般的な求人サイトで自分から求人を探して転職活動をするのは不向きです。
求人を探すことで数時間は軽く経ってしまいますし、企業ごとに情報がない中で自分で就職活動をしなければなりません。
整備士からの転職では、できるだけ転職支援サービスを活用した方が良いと思います。
スカウトサービスを受けるようにしておく
求人サイトの中でも、自分から探すのではなく、「自分に対してスカウト・オファーを送ってもらう」という受け身な転職活動ができるサービスが存在します。
自分の経歴・職歴を登録することで、匿名でインターネット上でスカウトを受けられるので、自分の実力を試すことができます。
また、転職に対しても前向きになれてモチベーションも上がるので、スカウトサービスにも是非登録しておきましょう。
おすすめなのは国内最大級の転職サイト リクナビNEXTのスカウトサービスです。
会員登録時にスカウトサービスの設定も合わせて行うことができ、スカウト・オファーの数は国内最大級。毎週1000社の新着求人が更新されています。
自身の強みと希望を洗い出しておく
転職支援サービスに登録すると同時に、転職活動に向けて自分の強みと希望のキャリアを考えおきましょう。
整備士であれば具体的な資格、これまでに担当した業務内容・期間など基本的な事でOKです。
在職中に転職活動をできる限り進める
これは転職活動の基本ですが、できれば在職中に転職先を決めてしまいましょう。
会社を辞めてから転職活動をすると条件を妥協しやすいです。
また、次が決まっていないと言ってしまうと退職日を引き延ばしされたりするので注意しましょう。
整備士であれば平日休みの事が多く、企業との面接の段取りも組みやすいので、出来る限り在職中に転職先を決めましょう。
整備士の転職先は?
整備士の転職先として多いのが、キャリアを活かせる以下の業種・職種です。
- 自動車業界以外のメーカー技術職
- 中古車の査定士
- 自動車保険関連の仕事
- ディーラーや自動車関連の営業
- 自動車メーカーの技術、企画、営業
また、キャリアを活かせないとしても、やりたい仕事(職種)を1から探してみるのもありです。
例えば自動車業界に至っても、職種は営業、企画、技術、マーケティング、ディレクション、商社、事務、管理など多岐に渡ります。
「やりたい仕事がない」という方は、転職支援サービスのコンサルタントにアドバイスを貰うのがおすすめです。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
自動車整備士からの転職についてご紹介しました。
転職活動は年齢が若いうち、思い立ったうちに早めに行動するのがポイントです。
自分自身の将来のキャリアのために、始めの一歩を踏み出してみるのも一つの手です。
動き始めるか迷っている方はスカウトサービスに登録してみたり、自分の市場価値を診断してみるのもおすすめです。
リクルートが無料で提供する「グッドポイント診断」を使うと、自分で気づけない強みなどを細かく分析してくれるので、転職のヒントになるはずです。
行動に移せない人は、とにかくモチベーションを上げて行くのが重要です。
自動車整備士から転職を考えている整備士の方はぜひ参考にしてみてください。