給料が安い・少ない・低い時に我慢せずやるべきこと【5選まとめ】
給料安い。給料低い。給料少ない・・・
こんなに働いているのに給料が安すぎる。
生活が厳しいと不満に思っている方も多いはず。
その悩みは同じ企業で働く限りは簡単に解決はできなかったりします。
私もこれまでに給料が安すぎる事で何度も惨めな感情を経験したことがあります。
給料は生活や私生活の糧となりますし、仕事へのモチベーションにも関わる重要なものです。
今回は、給料が安い、少ない、低いという悩みを持っている方や、旦那の給料が低いと悩んでいる方に向けて、対策方法を上げてみました。
今の給料が安いと悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
目次
給料の平均ってどれくらいなの?
自分の給料が安いと感じている方は、ほかの人と比べてどのくらい低いのかをまずは自覚しておきましょう。
頑張っているのに不当に低いまま、不満やストレスを溜めるのはよくありません。
正社員のサラリーマンの給料は世代別でこのようになっています。
世代別の平均給料(正社員のサラリーマン)
http://nensyu-labo.com/heikin_nenrei.htm
国税庁 平成26年 民間給与実態統計調査結果より
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2015/minkan/
いかがでしょうか。
給料が安いと思っている方は、おそらく殆どが平均を大きく下回っているはずです。
また、上場企業(大手)か、中小企業かによっても平均給料は異なります。
上場企業は年収600万円なのに対し、非上場企業では年収400万円と大きく差が開きます。
1年で200万円の差がつくと、生涯賃金では1億円以上の差が開いてしまうこともあります。
サラリーマンたるもの(旦那の給料たるもの)、上場企業か優良企業に入ることの重要性がうかがえますね。
給料が安い・低いと仕事も私生活も豊かにならない
給料が安い・低いと、以下のようなデメリットがあります。
- ほしいものが買えない
- 生活に必要なものでも買えない
- 意思決定において常にお金を意識してしまう
- 人間関係もお金を気にして豊かにならない
- お金を時間で買わなければならず、少ない時間も更に少なくなる
- 仕事に対してモチベーションが保てない
給料が低いことによるネガティブな感情は、仕事と私生活に大きな悪影響をもたらします。
給料は仕事に対する会社からの成果・評価になるので、給料が安いと仕事へのモチベーションも上がらず、給料が低いまま・・・
という負のスパイラルに陥ってしまいます。
一方で、給料が高い人は真逆な傾向があります。
- ほしいもの、必要なものが買える
- 物事を考える上でお金を意識しない
- 人間関係や付き合いがどんどん豊かになる
- 自分の心に余裕ができる
- 仕事に対してモチベーションが上がり成果を上げやすい
このように、給料が高い人は安い人に比べて、様々な面でプラスになります。
仕事へのモチベーションも上がるので、成果も出しやすい好循環になっていきます。
給料が安いままで我慢しないこと
給料を甘く見てはいけません。
給料よりも「やりがい」をとる労働者が多いのは日本くらいです。
「給料」と「やりがい」は両立することを目指しましょう。
給料が安い・少ない・低いと感じている方は、まずは給料を上げるためにシビアに行動しましょう。
(旦那給料が安いと思っている方は、行動に移してもらいましょう)
次章では、給料安い、給料が少ない、給料が低い!と思っている方に、給料を上げる方法をまとめました。
1.給料のいい仕事へ転職する
残念なことに、サラリーマンは待っていても給料が上がることはありません。
正社員であるとはいえ、あなたが行っている仕事はあなた以外でも代替えが効くものだと思います。
そうなると会社は給料を上げることは経営リスクになるため、なかなか給料が上がることはありません。
更に残念なことに給料が安い会社はリーダーや管理職に昇格しても給料は他社より低いです。
給料が少ないと良い人材を雇用するのが難しく、離職率も高いため、事業も思ったように成長しなかったりします。
そうなると労働者を安い給料で使い捨てる経営スタンスになるので、働く側はどんどん厳しくなります。
そのような会社にいるのであれば、残念ながら未来はないので転職をしたほうがいいでしょう。
給料を上げる唯一で確実な方法は、優良企業へ転職することです。
私も給料の低い会社に転職した際、2年間働いた末に転職をしました。
このままの安い給料で我慢するか、転職して希望を実現するかの2択です。
1-1.給料を上げて転職先に満足するには入念な準備が必要
給料や年収を上げつつ満足できる転職を決めるには、それなりの入念な準備が必要です。
失敗するとミスマッチになってしまうかも知れませんし、年収が下がってしまうこともあるでしょう。
失敗せずに優良企業へ転職して給料を上げるには、一人で行わずに転職支援サービスを活用することが必須です。
転職支援サービスを活用することで、給料や待遇の良い企業のリサーチから、志望動機や書類作成、面接対策、選考ポイントの共有、年収などの条件交渉までをサポートしてもらうことができます。
我流だけで転職活動をし成功するのはハードルが高いので、是非活用しましょう。
1-2.転職支援サービスでおすすめなのは大手2社
転職支援サービスでおすすめなのは以下の大手2社です。
大手のネットワークによる圧倒的な求人数、対応エリア、転職支援のノウハウ、求人票にない情報収集力など、中堅以下のエージェントより優れている点が多いためです。
リクルートエージェント
リクルートグループが運営する人材業界国内最大手の転職支援サービスです。
業界最大級の求人数&転職成功実績No.1の実績を持ち、他社と比較して圧倒的なノウハウ・情報力を誇っています。
優良企業が多く求人の質はかなり高いので、転職活動をするなら利用しておきたい1社です。
マイナビエージェント
マイナビグループが提供する国内大手の転職支援サービスです。
キャリアコンサルタントが転職希望者にかけてくれる時間では、大手の中でも時間をかけて丁寧に行ってくれます。
カウンセリング力が高く求人の質も良いため、年収アップと希望のキャリアを実現させやすいです。
転職エージェントは1社のみだと情報が少なく、3社以上だと対応が難しいので、2社を併用して使っていくようにするのがおすすめです。
また、大手の上記2社は無理な転職を進めることもないので使いやすいです。
1-3.すぐ転職は考えていない場合は市場価値を把握しておこう
とはいえ今すぐに転職するのは難しい場合もありますし、慎重になってしまう事もあると思います。
その企業で働く限り給料が飛躍的に上がることは無いと断言してもいいくらいなのですが、仕事の忙しさやタイミング的に転職活動が難しい場合は、自分の市場価値を把握することから始めてみましょう。
おすすめなのはネットで手軽に調べることができる以下の2つのサービスです。
①市場価値を細かく把握することができるMIIDAS(ミーダス)
MIIDAS(ミーダス)は、dodaが提供する市場価値の診断サービスです。
無料で簡単に自分の適性年収(給料)と、採用確立の高い企業数を知ることができます。
また、採用確立の高い企業を業界、職種別に見ることもできます。
給料が安い・低いと思ったら妥協せずに、まず適性な年収を調べてみましょう。
②匿名でオファーを受けることができるリクナビNEXT
リクナビNEXTは国内大手の転職サイトです。
ご存じの方も多いと思いますが、なかでもスカウトが送られる通数の規模が最大級なんです。
会員登録をすると匿名でオファーを受けることができるようになるのですが、その際に転職の条件を入力しておくことで、条件に合う企業からのオファーを受けることができます。
返答はしなくても良いので、転職や仕事へのモチベーションを上げるためにおすすめです。
2.給料が安いなら「残業」をする
今の企業ですぐに給料を上げる現実的な方法としては、残業をすることです。
残業代が支給される会社に限りますが、給料の手取り支給額を上げることができます。
残業をすると周囲へのアピールもでき、自分の経験値も増えるので、今の会社で昇格をしていきたい方には一石二鳥です。
ただし、給料が低い会社はそもそも残業代が出なかったり、出たとしても基本給が低いので満足するほどには至らないケースが多いです。
給料が安い・低いと不満に思っている方は、短期的には残業を増やしつつ転職をした方が良いでしょう。
残業代が支給される会社であれば残業をするのが安い給料をカバーする一つの手です。
3.給料が低いなら「昇級の交渉」をする
給料が低いなら昇給の交渉をするのも手です。
転職や残業に比べると現実味、成功確率は劣りますが、交渉をする価値はあります。
企業の風土にもよりますが、発言をすることで上層部に対して「不満に思っている」という意思表示を行うことができます。
給料が低い会社では、その中の人材も競争力がない事が多く、採用にも苦戦している場合が多いので、
発言することで不利になる、という事はあまりないと思います。
ただし、上司や人事担当までで止めるようにするようにしましょう。
それ以上(役員や社長への打診)は、その上司や人事担当の仕事になります。
私も給料が安いという事を会社で定期的に発言していき、1年以上をかけて会社が徐々に動くようになってくれた経験があります。
(ただし1万、2万の世界ですが・・・)
給料が低い・少ないという点以外は会社を辞めたくないと思っている場合、自分の意志表示をしていくことは大切です。
会社のことを大切に思っているあなたの発言ですから、上司や上層部も真摯に受け止めてくれるのではないでしょうか。
4.給料が少ないなら「副業」をする
給料が安いけど直ぐに転職も考えられないし、残業代も出ないという方は副業をするのも手です。
確実に収入になる時間制の単発の派遣やアルバイトか、クラウドソーシングなどでスキルを活かして仕事を請け負うという2つの方法があります。
また、時間が必ずしも収入になるわけではありませんが、個人事業としてネットビジネスにチャレンジしてみるのも手ですし、資金がある方は株式投資やFXなども良いでしょう。
サラリーマンの場合、副業で年間20万円以上の所得があった場合は確定申告の義務が生じます。
その際、翌年の住民税の納税時に会社にバレてしまうので、住民税は自身で納税するか、会社分とは分けて納付する必要があります。
副業がバレたとしても1度でクビになることは無いでしょうが、年間20万円以上を稼ぎたいと考えている方は、会社にバレるリスクもあるので気をつけましょう。
派遣バイトでおすすめなのが『アデコ』や『パソナ』です。週末などの時間で1日1万円前後を稼ぐにはおすすめです。
ただし、会社にバレるとまずい場合は年間20万円の所得が上限になってくるので、
20万円を1年で割ると給料はあまり変わらないため、給料が安いなら副業をするより転職をしたほうが良いと思います。
5.給料が安いなら「節約」をする・物を売る
給料が安い場合でも、逆に給料を上げることはあきらめて、視点を変えて節約に徹するパターンです。
入ってくる収入が少なくても、出て行く支出がそれ以上に少なければ貯金もできます。
転職のタイミングが今ではない場合、将来に備えてスキルの修得に専念するのも良いでしょう。
また、古着や不要になったブランド品などをネット買取サービスの『ブランディア』で自宅で買取をしてもらって現金に変えたり、どうしてもボーナスや給料前でお金が必要な時には銀行ローンでお金を借りてしまうという方法もあります。
給料が安すぎるのでどうしてもお金が必要になる時はあると思うので、そういった時に役立つ方法です。
いずれも単発で短期的に給料以外でまとまったお金(給料代わり)を得ることはできますが、継続性がないのは欠点になります。
可能な範囲で生活水準を落とすというのは給料が安い場合に有用です。
終わりに:給料が安いのは変わらない。自分で解決するしかない
いかがでしたでしょうか。
給料安い・少ないと悩んでいる方に、解決策などをご紹介しました。
給料が少なくて不満を抱えているのは、逆に言えば自分の仕事や私生活に対して希望を持っているということです。
その不満を原動力に希望を叶えるためにぜひ行動に移してみることをお勧めします。
何もしなれば給料は永続的に低いままですし、同じ会社にいても給料が上がることは不可能に近いです。
給料低い、給料少ない、給料安い!と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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併せて参考にしていただければ嬉しいです。