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記事更新日:2019年03月08日

アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告とは、広告主の商品・サービスなどが実際に成約(購入・申し込み)された場合にのみ料金を支払う広告手法です。成功報酬型広告、成果報酬型広告とも呼ばれています。

広告主はアフィリエイトサービス・プロバイダー(ASP)を介して、アフィリエイトを行うアフィリエイトサイトへの掲載を行います。アフィリエイトサイトが自分のサイトやブログに広告主の商品・サービスを掲載し、そのリンクから商品・サービスが成約された場合に、ASPを介してアフィリエイトサイトへ支払いが行われます。
報酬金額は広告主が自由に設定することができ、実際に成約されなければパートナーサイトへの支払いは発生しないため、費用対効果が良いとされる集客手法です。
成功報酬型広告 – Wikipedia

アフィリエイト広告の歴史

アフィリエイト広告の歴史は、アメリカのECサイト「PC Flowers & Gifts」が1994年に導入したものが最初と言われています。そして、1996年にAmazonが「アソシエイトプログラム」を始めた事がきっかけで、アメリカのECサイトで急速に普及しました。
国内では、アフィリエイトサービスプロバイダとしては、1999年にバリューコマースが、2000年にA8.netがサービスを開始しています。

市場規模

アフィリエイト広告の国内の市場規模は、矢野経済研究所によるアフィリエイト市場に関する調査結果 2012では2012年に1276億9000万円となっています。そして、2015年の予測では、1659億円になる見込みです。
スマートフォンの普及やソーシャルメディアの利用者拡大により、今後もアフィリエイト広告の市場規模は拡大を続けていくでしょう。

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト広告の主な仕組みと流れは以下のようになっています。

  1. 広告主がアフィリエイトサービスプロバイダーへ申し込み、アフィリエイトプログラム(広告・URL・商品概要・成果報酬金額など)を登録します。また、広告主は購入完了ページにアフィリエイト広告の成果タグを設置します。
  2. サイト運営者(アフィリエイター)はASPを介して、掲載したいアフィリエイトプログラムへ申し込み、自身のサイトやブログへ掲載します。
  3. 消費者がアフィリエイトサイト運営者のサイトから広告をクリックするとASPのサーバーでクリックを計測・Cookieが発行されて、アフィリエイト広告主のサイトへリダイレクトされます。
  4. アフィリエイト広告主のサイト(入稿ページ)から商品・サービスが購入されると、購入完了ページに設置した成果タグが読み込まれ、ASPに成果を返します。
  5. ASPに成果が送られると、ASPはアフィリエイトサイト運営者へ成果報酬を支払ます。
  6. 広告主はASPに対して、アフィリエイト成果報酬を支払います。

アフィリエイト広告の主な事業者

アフィリエイト広告で国内を代表する主な事業者には、「A8.net」「バリューコマース」「アフィリエイトB」「アクセストレード」「ジャネット」などが存在します。これらの業者がアフィリエイトサイト運営者(アフィリエイター)と広告主(クライアント)をマッチングさせるプラットフォームを提供しており、これをアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)と呼びます。主要なASPの概要は以下の通りです。

ASP名称初期費用月額固定費用AFサイト
成果報酬手数料
AFサイト数
バリューコマース①ライトプラン:無料
②ベーシックプラン:50,000円
①ライトプラン:35,000円
②ベーシックプラン:50,000円
※いずれも開始月は無料
①ライトプラン:35%
②ベーシックプラン:31.5%
約100万サイト
A8.net52,500円35,000円/月:18ヶ月契約
38,500円/月:12ヶ月契約
42,000円/月:6ヶ月契約
30%約160万サイト
アクセストレード50,000円40,000円30%調査中
アフィリエイトB50,000円(税抜)40,000円(税抜)30%調査中
ジャネット(JANet)52,500円
(※非物販系ECは無料になる場合有)
31,500円
(※非物販系ECは無料になる場合有)
20〜30%調査中

ASP各社の比較については『アフィリエイト広告会社の比較|おすすめの代理店は?』で解説をしています。
また、まだ規模は小さいと思われますが、成果報酬型の広告配信サービスの『Smalgo』など、成果報酬型のアドネットワーク広告・DSPのようなサービスも登場しています。

アフィリエイト広告のメリット&デメリット

アフィリエイト広告のメリットとデメリットで代表的なものは次のものがあります。

メリット

  • 金銭的なリスクが低い
  • 費用対効果が高い
  • 認知度を高めることが可能
  • 低予算から開始ができる

デメリット

  • 初期費用、月額固定費用が発生する
  • 商品力(独自の強みや差別化)がなければ売れない
  • 効果を高めるには中期的な運用が必要

詳しくは『アフィリエイト広告11のメリット・デメリット』で解説をしていますが、「成約が上がれば費用を支払えばいいからおトク」と気軽に考えているだけでは成果を高めることは難しい場合もあります。しかし、インターネット広告の中でも非常に費用対効果の高いものであることは、大きなメリットといえます。

また、日本では、アフィリエイトビジネスの健全な発展・普及を目的として、『日本アフィリエイト協議会』が設立されており、アフィリエイトサイト運営者(アフィリエイター)、広告主、アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)、広告代理店が相互に協力し、業界の成長を牽引しています。

アフィリエイト広告の運用ポイント

アフィリエイト広告で成果を上げる為の運用ポイントは、大きく以下の4つです。

  • サイト数:提携アフィリエイトサイト数を増やす(アフィリエイターの認知度を高める)
  • IMP数:アフィリエイトサイトの良い位置に取り上げてもらう
  • クリック率:広告クリエイティブの最適化を行う
  • 成約率:ランディングページの最適化を行う

アフィリエイト広告でも他のインターネット広告と同じように、売上・利益を高めていくにはきめ細やかな運用が必要です。詳しくは『アフィリエイト広告主の売上・利益を最大化する14の運用ポイント』で解説をしています。

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記事更新日:2019年03月08日

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