アフィリエイト広告主の成果を最大化する14の運用ポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

記事更新日:2014年12月09日


アフィリエイト広告主の運用ポイント

アフィリエイト広告は、多くの広告主にとって費用対効果の高い広告手法です。しかし、アフィリエイト広告で売上・利益を拡大していくにはきめ細やかな運用が必要でもあります。

ここでは、アフィリエイト広告主が成果を上げるために重要となるマーケティング施策をご紹介します。

※アフィリエイト広告については『アフィリエイト広告とは』でも概要を解説をしています。

1. アフィリエイト広告主向けASPの選定

アフィリエイト広告主向けASPの選定

広告主がアフィリエイトで成果を上げるには、アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)の選定が重要になります。
国内で大手〜中堅のASPの一覧は以下になります。

ASP名称
初期費用
月額固定費用
AFサイト
成果報酬手数料
AFサイト数
バリューコマース①ライトプラン:無料
②ベーシックプラン:50,000円
①ライトプラン:35,000円
②ベーシックプラン:50,000円
※いずれも開始月は無料
①ライトプラン:35%
②ベーシックプラン:31.5%
約100万サイト
A8.net52,500円35,000円/月:18ヶ月契約
38,500円/月:12ヶ月契約
42,000円/月:6ヶ月契約
30%約160万サイト
アクセストレード
50,000円40,000円30%調査中
アフィリエイトB50,000円(税抜)40,000円(税抜)30%調査中
ジャネット(JANet)52,500円
(※非物販系ECは無料になる場合有)
31,500円
(※非物販系ECは無料になる場合有)
20〜30%調査中

選定の上での主なポイントは、費用とアクティブなアフィリエイトサイト数です。
上記ASPの中でも特にお薦めなのは『A8.net』と『バリューコマース』です。
詳しくはアフィリエイト広告会社の比較|おすすめの代理店は?でもご紹介していますが、まずは上記のどちらか、または両方で始めてみることを推奨します。

2. アフィリエイトサイト数を拡大する(アフィリエイターの認知度を高める)

アフィリエイト広告主が成果を上げるには、プログラムを掲載してくれるアフィリエイトサイトを拡大することが必須条件です。ここでは、サイト数を拡大するための施策をご紹介します。

2-1. 掲載ボーナスを用意する

アフィリエイト広告では、検索結果ページで特定のキーワードで上位表示しているサイトなど、ある程度の獲得数が見込める優良サイトに関しては、まず掲載してもらうことが一つのハードルとなります。

そのため、サイト運営者の掲載するモチベーションを上げるためにも、掲載された時点でボーナスを支払うといった対応を行うことで、提携サイトを増やす事ができます。

2-2. パートナーサイトへメルマガ&バナー広告を配信する

提携アフィリエイトサイトを急いで拡大したいという場合には、アフィリエイター向けにメルマガやバナー広告を配信することが有効です。

アフィリエイターへメルマガを配信したり、アフィリエイター側の管理画面の各箇所にバナー広告を配信できるメニューが用意されていますので、多少の費用はかかっても、直ぐにサイト数を増やしたいというニーズがある際に有効です。

2-3. タグやキーワードを商品説明にしっかり網羅する

サイトの所有者がアフィリエイト広告主を探す際に活用するのがフリーワード検索です。
フリーワード検索で自身のアフィリエイトプログラムがヒットしやすいように、関連キーワードを多く紹介文に含めるようにしましょう。

GoogleやBingなどの検索エンジンと違って、ASPの検索機能はテキストが完全一致しないと表示されない仕様の会社が多く、こまめに関連するテキストを網羅しておきましょう。

2-4. 検索結果ページ上位のサイト運営者へ掲載を依頼する

アフィリエイト広告主のページに到達するユーザーの多くは、検索エンジンで上位表示しているAFサイトからになってくる広告主も多いと思います。

そのため率先して検索結果ページ上位のサイト運営者へ直接掲載の打診を行うことで提携サイトを拡大することが可能です。
その際には、主に以下の情報を記載して、サイト運営者へ問い合わせを行います。

  • サービス・商品の概要
  • サービス詳細(ランディングページのURLなど)
  • 対応可能なアフィリエイト・サービス・プロバイダー
  • 成果報酬単価
  • アフィリエイトプログラム申し込み手順

自社サービスで過去にコンバージョンしたことのある検索キーワードや、コンバージョンの角度が高いと思われるキーワードを洗い出して、該当キーワードで検索上位に表示されているサイトへ掲載打診を行いましょう。

2-5.セミナーやイベントへの参加

大手を中心に一部のASPでは、アフィリエイターとクライアントを集めてイベントを開催しています。

多くのアフィリエイターが参加するため、提携数、稼働数を大幅に増やすことが可能です。また、掲載ボーナスを更にアップすることで、更に稼働率も上げることができます。

3. アフィリエイトプログラムの掲載位置、掲載数を上げる

アフィリエイトサイト数を増やすことと同じく重要となるのが、広告主のプログラムがサイトの上部に、かつ多く取り上げられる事です。
アフィリエイトサイト運営者が上部で取り扱いやすいポイントは以下になります。

3-1.クリエイティブは多くのサイズを用意する

アフィリエイト広告主が用意できるクリエイティブは、一般的にバナー、テキスト、メール素材があります。
それぞれASPで取り扱っている規定サイズや、文字数などが定められていますが、多くのアフィリエイトサイトではバナーとテキストの使用がされるため、しましょう。

テキストについては、商品名・サービス名などのシンプルなものから、リスティング広告でCTRやCVRの高い広告文を流用したりし、アフィリエイターが活用しやすいように多くの種類を用意します。テキストについては、アフィリエイターが自由に編集が行える「自由テキスト」も設定しておきましょう。

3-2.他社より成果報酬単価を上げる

アフィリエイトサイトへ掲載されても、それが目立たない場所であればユーザーに見てもらえず、クリック数が増えてきません。

そこで、1件当たりの成果単価を他社よりも可能な限り高めに設定をし、アフィリエイターの掲載モチベーションを高めましょう。

3-3.成果報酬の承認基準を高める

報酬単価に次いで、成果の承認基準も出来る限り他社よりも高めるようにしましょう。
アフィリエイト広告主が高い報酬単価を提示しても、結局非承認になってしまうと、アフィリエイターにとっては機会損失になるので良い位置での掲載を辞めてしまう可能性があります。

また、実際には成果対象になっていなくても、成約が発生したことを評価して、報酬をあえて支払うといった対応も行っていくことがポイントです。

アフィリエイト広告の出稿を行うと、検索エンジンや、他デバイス、電話など、他の経由で成約も増えてくるため、多少成果基準を緩めても良い場合もあります。

3-4.獲得効果の良いサイトは、EPCを引き上げる

アフィリエイトサイトの中でも、特に獲得数が多く、良質なユーザーが多いサイトについては、更に上部に・かつ多くのページに取り上げてもらいたいものです。

中堅〜大手のAFサイトは、広告主の掲載位置などをEPCで管理するのが一般的です。
※EPCとは、1クリック当たりの成果報酬です。「成果報酬金額 ÷ クリック数」で算出することができます。

広告主は主要なAFサイトのEPCを落とさないように、自らそのAFサイトでコンバージョンをしたり、承認基準に満たないコンバージョンも承認する、といった方法が有効です。
AFサイト運営者としては、成約率の高い商品・サービスを出来るだけ取り扱いため、良質なサイトには掲載を継続してもらえるようにEPCを落とさないようにしましょう。

4.成約率(CVR)を高める

プログラムのインプレッション数、クリック数を最大化することと同時に、そこから得たクリックを成約に結びつけていきましょう。

仮に、CTRとCVRが1%で、それぞれを2%に出来たとすると成約数は4倍にも跳ね上がります。

アフィリエイトサイトを4倍に拡大するには、多大な労力と予算を要するため、成約率を高めていくことはアフィリエイト広告でも非常に重要です。
成約率を高める方法としては、以下が上げられます。

4-1.クリエイティブを最適化(A/Bテスト)する

  • どんなクリエイティブならクリック率(CTR)が高いのか?
  • どんなクリエイティブなら成約率(CVR)が高いのか?
  • どんなクリエイティブなら最終的な利益(LTV)が高まるのか?

これらを最適化していくことで、成約率や利益を最大化していきます。そのためには、アフィリエイト広告主サイトへの入り口となるバナーやテキストなどのクリエイティブを改善していきます。

ASPでは簡単に比較を行うことができるため、複数パターンのクリエイティブを用意し、2週間〜1ヶ月単位で検証をしていきましょう。

4-2.ランディングページを最適化(LPO)する

ランディングページはユーザーが最初に着地するページで、アフィリエイト広告主がアフィリエイトプログラムに設定するページを指します。そこからの成約率を高める取り組みがランディングページ最適化(LPO)です。

パートナーサイトが購買意欲の高いユーザーを自社へ連れてきてくれたとしても、ランディングページでの成約率が低ければ機械損失が生まれてしまうため、獲得数を伸ばしたい場合には非常に重要な施策です。
商材や成果地点にもよりますが、CVRは0.5%以上、理想は2〜5%を目指して改善を行いたいところです。

4-3.競合を上回る魅力的なオファーを心がける

インターネットでは簡単に商品の比較ができてしまいます。中でもアフィリエイト広告は、他社よりオファー内容が悪いと、そもそもアフィリエイターに扱ってもらうことすらままなりません。

アフィリエイトサイトで競合の商品と並べられた際に、ユーザーに自社の商品を選んでもらうには、どうすれば良いのか?を、以下を参考に考えます。

・競合が提示している商品をリサーチして、上回るオファーを作る
 リサーチ項目:価格、スペック、サービスなど
・割引クーポンや、購入特典などを加える

オファーの内容をより魅力的なものに変更していくことで、成約率は格段に変化します。アフィリエイト広告に限らず、他の広告でも思うような成果が出ていなければ、オファー内容の改善を検討してみてください。

5. 売上高・利益率を更に高める

5-1.リターゲティング広告で成約率、成約頻度を上げる

商品を購入するとき、その場で決めずに一度検討することが殆どではないでしょうか。検討したまま忘れてしまうことも往々にしてあります。
逆に、一度購入してもう一度同じ商品を購入したり、そのブランドの関連商品を追加購入したことはないでしょうか。

そのような購買率の高そうなユーザーに対してピンポイントで広告配信が行えるリターゲティング広告を活用して、成約率や成約頻度を更に高めましょう。

リターゲティング広告で国内最大手は、Yahoo!JAPANが提供する『Yahoo!プロモーション広告』とGoogleが提供する『GDN(GoogleAdWordsディスプレイネットワーク広告)』です。

アフィリエイト広告経由でアクセスしてきたユーザーに対して、アドネットワーク上でピンポイントにリターゲティング広告の配信ができます。YDNもGDNもアカウントの取得は無料です。

5-2.ARPUを上げる

ARPU(Average Revenue Per User)とは、顧客一人あたりの売上高です。
顧客一人あたりの購入金額を上げることで、事業全体の売上を更に上げるアプローチになります。ARPUを上げる方法としては、以下が上げられます。

  • セット商品の割引販売をする
  • 購入(申し込み)完了ページで別の商品をレコメンドする
  • ユーザーが求めている付加価値を加えて、販売価格を上げる

終わりに:

いかがでしたでしょうか。
アフィリエイト広告は、魅力的な商品とオファーがあり、しっかり運用を行えば、広告主は継続的に高い利益率を出すことができます。
これからアフィリエイト出稿を検討されている方や、今成果が出なくて困っている方の参考になれば幸いです。

Facebookページへご参加ください!

購読にはソーシャルメディアやRSSが便利です。
follow us in feedly

記事更新日:2014年12月09日


コメントを残す