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記事更新日:2018年01月18日

リスティング広告の費用

リスティング広告の費用

リスティング広告の費用は、1クリック当たりで料金が発生する「クリック課金型」が採用されています。また、キーワードごとに1円~入札ができるオークション制を採用しています。そのため、出稿した広告がクリックされた回数×キーワードごとの単価で費用が決定します。

広告が表示されただけでは費用は発生せず、GoogleAdWordsYahoo!プロモーション広告レモーラリスティングについては初期費用も発生しないので、手軽に始めることができます。
リスティング広告は、検索エンジンの利用者が広告主の広告をクリックしてサイトに訪れた回数に対して、キーワード毎の単価を支払えば良いというシンプルな仕組みです。極端な話、費用は1円からでも出稿できる広告です。

クリック数×クリック単価=リスティング広告費用

クリック単価の相場の調べ方

クリック単価とは、1クリック当たりの単価です。あるキーワードや特定の期間中のクリック単価の平均を「平均クリック単価(CPC)」と呼びます。

リスティング広告はキーワードごとのオークション制が取られているため、キーワードによってクリック単価の相場が大きく上下します。成約に結びつきやすく、収益性・額の大きいビジネスのキーワードほどクリック単価も上昇します。

キーワードごとの平均クリック単価と検索回数を調べるには、GoogleAdWordsではキーワードプランナーを、Yahoo!プロモーション広告ではキーワードアドバイスツールを使用して、リスティングの凡その平均クリック単価を調べる事ができます。

キーワードごとのクリック単価(費用)は、一般的に検索回数と競合性のバランスによって決定します。そのため、検索回数が少なく競合性の高いキーワードの価格は高騰し、検索回数が多く競合性の低いキーワードの価格は安価です。

また、キーワードによってクリック回数は異なります。たくさん検索されるキーワードもあれば、滅多に検索されないキーワードも存在するため、合計のクリック数を増やしたい場合はキーワードも増やしていく必要があります。

  

月間予算の立て方

リスティング広告の月間予算の立て方

リスティング広告の費用は広告主が自由に設定することができる点はご理解頂けたと思いますが、実際に月間でどのらくいの費用を用意するのがベストなのか?と思う方も多いと思います。用意するべき費用の考え方としては、大きく3つあります。

1.売上目標をベースに予算を決定する

欲しい売上をベースに予算を決定する方法です。
月間100万円の売上がほしい場合で考えてみます。商品単価が1万円だとすると100個売る必要があります。1個売れる成約率が1%だとすると、100個販売するためには10,000クリックが必要です。
平均クリック単価が50円だとすると、用意するべき費用は50万円必要となります。

2.キーワード単価をベースに予算を決定する

まずは試しにリスティング広告を出稿してみたいという場合にオススメの考え方です。
キーワード単価をリサーチしてみて、平均クリック単価が50円、クリック数が5000回だとすると、予算は25万円になります。
成約率が2%だとすると、25万円の費用で100件の成約が見込めます。

3.損益分岐点、ROIから許容クリック単価を算出する

こちらは予算を決めないタイプの考え方で、利益が出るのであればいくらでも予算を投下したい、という場合に有効です。
まずはじめにビジネスの損益分岐点(ROIが100%以上になる最低ライン)を算出します。仮に損益分岐点が1万円だとした場合、成約率が1%だとすると、1クリック当たり上限100円まで支払う事ができます。
成約率1%を維持できそうなキーワードであれば、1クリック100円までは使用することができるので、その範囲で出稿費用を拡大することができます。

リスティングの費用を抑えるポイント

リスティング広告の費用を抑えるポイント

リスティング広告の費用がいくら必要なのかは理解頂けたかと思います。でも本当に実際その通りにいくのか?と不安な方も多いと思います。
ここでは、費用を抑える運用ポイントで代表的なものをいくつかご紹介します。

1.クリック単価の低いロングテールキーワードを狙う

リスティングは競合と比較される広告です。はじめから競争の激しいビックキーワードへ出稿を行ってしまうと、クリック単価が高騰してしまい成約に結びつかない可能性が高いです。

(予算があればビックワードから出稿を行なって、獲得の上がったキーワードへの配信を強化していくアプローチも有効ですが)、まずはキーワードの掛けあわせを行なって、競合の少ないロングテールキーワードを狙いましょう。

また、ビックワードよりテールワードの方が、ユーザーのニーズがより具体的になっている場合が多く、成約率も高い傾向があります。

例)ビックワード:「アパレル 求人」 ロングテールワード:「アパレル 求人 新宿」

2.品質スコアを上げてクリック単価を落とす

リスティング広告では、入札した単価(入札単価)がそのまま実際のクリック単価になるわけではありません。広告ランクという概念によって掲載順位、クリック単価が決定されます。

広告ランクは入札単価×品質スコアによって決定されます。
品質スコアとは、広告やリンク先ページがユーザーにとって品質が高いかどうかを表す数値で1~10段階で定められます。そのため、品質スコアが高まれば、低い入札単価でも広告を上位に掲載することが可能です。
品質スコアを高める方法については、『品質スコアについて – AdWords ヘルプ』を参考にしてください。

3.コンバージョン率を上げて獲得単価を落とす

費用を抑える目的としては、安く成約を獲得するためです。
1件あたりの獲得単価(CPA)を落とすには、成約率(コンバージョン率)を高めることが非常に重要です。コンバージョン率を上げるアプローチで重要になるのが、ランディングページとオファーの内容です。成約率が1%でも改善すれば、獲得に必要な費用を一気に落とすことが可能です。
競合他社を複数参考にして、ランディングページの最適化を行いましょう。

4.キーワードごとに予算配分を最適化する

キーワードによってユーザーの検索意図はさまざまです。
キーワードは大きく3段階の購買サイクルに分けることができます。
情報集収キーワード、検討キーワード、成約キーワードの3段階です。
成約ワードで、かつ自社にとって成約率の高い、良質なキーワードに対しては費用を最大化させ、逆にコストパフォーマンスの悪いキーワード群には費用を抑えめにすることで、予算を効率的に使用することができます。

5.無関係なキーワードへの配信を除外する

リスティングでは、キーワードの配信タイプ(マッチタイプ)を指定することができます。マッチタイプは、完全一致、部分一致、フレーズ一致、絞り込み部分一致の4つが存在します。(詳しくは『キーワード マッチ タイプとは – AdWords ヘルプ』をご覧ください。)

完全一致以外で配信を行なった場合、類似のキーワードに対しても配信が行われます。この中で、成約に結びつかないキーワードには配信を行わないように除外キーワードを設定することが可能です。
例えば、洋服の通販サイトであれば「ワンピース ピンク色」は配信対象のキーワードになりますが、「ワンピース 古本」に配信されてしまうと、無駄な費用が発生してしまいます。除外キーワード(対象外キーワード)を設定し、可能な限り見込み客のみに広告が配信されるようにします。

こちらに記載したもの以外でも、費用を抑えながら獲得を最大化するコツはいくつもあります。詳しくは当ブログでも解説していきたいと思います。

リスティング広告とは

リスティング広告とは

リスティング広告とは、検索エンジンでユーザーがキーワードを入力して検索した際に、その検索結果ページと連動して表示される広告のことです。
例えば「札幌 エステ」というキーワードの検索結果ページに対して広告を配信する事ができます。検索エンジンに掲載される場所は、以下の位置になります。

赤枠の場所がリスティング広告で、それ以外が通常の検索結果ページです。

リスティング広告の最大の特徴は、購買意欲の高いユーザーに絞って広告配信できることです。例で上げた「札幌 エステ」というキーワードで出稿をすれば、少なくとも札幌のエステに興味がない人には広告が表示されないため、自然と「札幌のエステを探している人」に向けて広告出稿を行うことができます。

リスティング広告は、インターネット広告の中でも、必ず行なったほうが良い費用対効果の高い広告手法となっています。リスティング広告のその他のメリット&デメリットについては、リスティング広告3つのメリット・デメリットで解説しています。

リスティング広告を国内で提供する事業者は、主に以下の3社です。

各社とも無料でアカウントを取得して、すぐに広告配信を始めることができます。
リスティング広告について詳しくは、リスティング広告とはでも解説しています。

※2015年3月6日までにYahoo!プロモーション広告にWeb新規申し込みをすると、Twitter向けの広告料金10,000円がプレゼントされます。
(Yahoo!プロモーション広告では、Twitter向けに広告配信をすることも可能です。Twitter広告の利用申し込み(無料)を行えばプレゼントが適用されます。)

まずはテストマーケティングから

以上、リスティング広告の費用と料金に関するご紹介でした。
リスティング広告は、費用を広告主が自由に決めることができます。今回ご紹介した方法で、クリック単価や予算を決めて、早速テスト的に配信を始めてみてはいかがでしょうか。

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記事更新日:2018年01月18日

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