Facebook広告の料金・費用について【2015年版】
このページでは、Facebook広告の料金・費用について、押さえておきたい以下のポイントを解説しています。
- 料金はいくらかかるのか
- どのように広告が配信されるのか
- 予算について
- 支払い方法について
Facebook広告の料金について知りたい方は、この記事を読んでいただければ幸いです。
※記事の内容は2014年11月時点のものになります。一部内容が変更されている可能性もありますので、念のため広告セットの費用と予算 | Facebookヘルプセンターも合わせてご覧下さい。
facebook広告の料金について
Facebook広告を出稿するには料金が発生します。
Facebook広告では実際に獲得したインプレッション、クリック、アクションのいずれかに対してのみ料金が発生する仕組みになっています。
また、Facebook広告ではオークション入札制によって掲載有無が決まります。入札できる広告入札タイプは以下の通りです。
広告入札タイプについて
- インプレッション単価(CPM)
広告の表示に対して入札するタイプです。ユーザーに広告を閲覧してほしい場合に有効です。 - クリック単価(CPC)
広告のクリックに対して入札するタイプです。Webページへの誘導など、ユーザーに広告をクリックしてほしい場合に有効です。 - 最適化インプレッション単価(oCPM)
広告に対してアクションを取ってくれそうなユーザーへの表示に対して入札するタイプです。ユーザーにfacebookページの「いいね!」をしてもらう場合や、広告リンクをクリックしてほしい場合に有効です。 - アクション当たりのコスト(CPA)
facebookページへの「いいね!」やリンク先のクリックなど、アクションに対して入札をするタイプです。この入札タイプを使用できる場合は、ユーザーの広告を経由したアクションを最大化させるのに有効です。
これらの中から入札タイプを選んで、入札単価を決めて広告を配信していきます。
初期費用や月額固定費用なども無く、無料ですぐに掲載を始めることができます。
入札単価と入札金額について
Facebook広告ではオークション入札制で配信有無が決まるとお伝えしましたが、ここでは入札単価の仕組みと、入札金額について解説します。
・入札単価とは
入札単価とは、自分が支払っても良いと思える最大の金額で広告掲載をオファーすることです。
Facebookの広告システムでは最大入札価格が使用されます。例えば100円で入札をしたとすれば、101円で入札している広告主の方が優先して掲載され、90円で入札している広告主よりは優先して掲載がされます。
100円で入札をした場合は、100円を越えて請求されることはありません。ほとんどの場合で実際の単価は100円以下となります。
・入札金額について
入札金額については、広告掲載の目的を元に金額を決定しましょう。
例えば広告の目的がfacebookページへの「いいね!」の獲得であれば、1いいね!に対して支払っても良いと思える金額で入札をします。
投稿へのクリックであれば、1クリックに対して支払っても良いと思える金額で入札をしましょう。
予算について
Facebook広告には「予算」が設定できます。
予算は事前にFacebookへ支払いを行った金額がその名の通り予算として反映されます。実際にかかった料金は、この予算の中で消化されていきます。
Facebook広告の予算には2つの概念があります。
アカウントの予算
Facebookのアカウントに対する予算です。ここから各Facebookページ、各広告セットへ予算を使用することができます。アカウントの予算の上限まで料金を使用した場合、すべての広告セットの配信が停止されます。
広告セットの予算
広告セットとは、広告キャンペーンの配下にある、各広告設定を行なった一つのまとまりをさす言葉です。例えば、以下の通りです。
広告キャンペーン:エステサロン ブライダルコース
広告セット:10月1日~10月30日、東京都在住、ソーシャルメディアに興味がある、男女、クリック課金
上記のように、広告キャンペーン配下にある、各設定を行なった一つの単位を広告セットと呼びます。
Facebook広告では、この広告セットごとにも予算の設定が可能です。設定した予算の上限に達する料金を使用した場合、広告セットの配信が停止されます。
また、予算には「1日ごとの予算」か「指定期間での通算の予算」も設定することができます。予算は広告出稿を開始した後でも自由に変更が可能です。
支払い方法について
Facebook広告の支払い方法は、日本国内では以下の決済方法へ対応しています。
- Visa
- MasterCard
- アメリカンエクスプレス
- PayPal
海外では一部の国で銀行振込にも対応しているため、日本でも近々対応する可能性もあります。
また、支払いサイトは前払いになります。クレジット決済や前払いが難しい方は、広告費の建て替え業者を利用するか、広告代理店を使って支払いサイトを交渉する方法があります。
支払い先の変更は広告マネージャの「支払い管理」から行うことが可能です。
また、料金の請求書に関しては、取引別または月別に広告マネージャからダウンロードすることが可能です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
以上、Facebook広告の料金全般についてご紹介しました。
Facebook広告の出稿を検討されている方の参考になれば幸いです。