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記事更新日:2017年03月04日

営業職にはさまざまな種類が存在します。どんな営業職も今のあなたのスキルや資格よりも、将来性を踏まえた人物重視で採用されるされる事が多いため、未経験者でも転職しやすい職種と言えます。

この記事では、営業とはどんな仕事なのか、どんな種類があるのかを踏まえ、未経験で営業に転職するためのポイントを紹介します。

1. 営業職とはどんな仕事?

営業職とはどういう仕事なのでしょうか?よくお店などで表現される「只今営業中」の営業と、職種としての営業では意味合いが異なります。前者は事業を営むこととして使われますが、今回紹介する後者の営業は会社のフロントに立って顧客から注文を貰う仕事のことを言います。

顧客に自社の存在を知ってもらい、商品をPRし、金額や納期などの条件に納得してもらえる様に交渉して受注を促します。そんな営業職は時代の流れとともに変化し、手法や種類も増えて来ました。一体どういう変遷を辿ってきたのでしょうか?

1-2. 営業職の変遷

そもそも営業職とは、裁断機を売る会社の営業がオフィス街を練り歩き、焼却炉の煙突を探して売り込みをかけていたという説があります。そのため足で稼ぐというスタイルが確立されたんだそうです。

物が無い時代は訪問件数に比例して売ることが出来たかも知れませんが、物が満たされる時代になってからは、顧客に買ってもらえるように説得する説得型の営業となったと言われています。

しかし、物が余る時代になってからはいくら説得しても売れませんよね?そこで、顧客メリットに配慮した提案型の営業へと変わって行きました。この変遷を知っておけば、時代錯誤の手法を取らなくてすみますね。

1-3.営業職の種類

営業には様々な種類があります。先ず最初に顧客が法人なのか個人なのかで大きくその手法は異なります。そして、それぞれに対して新規営業の場合とルートセールスの場合があります。

更に、その中にも細かい手法があり、業界や会社ごとに採用している手法は異なります。このように、ひと口に営業と言ってもその意味合いはとても広いことがお分かり頂けるのではないでしょうか?

また、自社商品を売るメーカーと、他社の商品を売る商社とでも、その営業手法はガラッと異なりますので、営業に転職を希望される場合には受験される会社がどういう営業なのかを把握しておくことをおすすめします。

メーカー営業 新規営業 既存客営業
法人向け営業 ・テレアポ
・会社への飛び込み
・紹介
・反響営業
・商社や販社開拓
・ルートセールス(顧客や商社、販社回り)
個人向け営業 ・テレアポ
・訪問販売
・紹介
・反響営業
・ルートセールス(個人宅に補充や配達)
商社営業 新規営業 既存客営業
法人向け営業 ・テレアポ ・会社への飛び込み ・紹介 ・反響営業 ・メーカーや顧客開拓 ・ルートセールス(メーカーや顧客開拓)

1-4.営業未経験でも転職可能か?

営業職は業界や職種未経験者でも採用されるのでしょうか?実は営業職は未経験者も採用している会社が多く、もしもあなたが営業未経験であったとしても心配はありません。

さまざまな業界で未経験者を積極採用していますので、大船に乗った気持ちでぜひご興味のある会社を探してみて下さい。後ほど営業職におすすめの転職サイトや転職支援会社を紹介します。

2. 営業職に必要なこと

未経験者にも広く門戸を開放している営業職ですが、営業に転職するにはどんなことが必要なのでしょうか?専門知識が必要と思われている人もいらっしゃるかも知れませんが、実は入社前にそれらを必要としている会社はそれほど多くありません。

むしろ、入社後に身に着けて行く会社の方が多いようです。

2-1.営業職に資格は必要か?

営業になるために必置資格は特にありません。それどころか営業にはマニュアルもありません。

もちろん、業界によっては取っておけば損はない資格もありますし、一応のトークマニュアルや接客マナーなど、具体的な行動指針のマニュアルを設けている会社はありますが、営業は人対人の仕事ですので、その手法は千差万別と言えるでしょう。

その分だけあなたが未経験者から営業で成功するチャンスは、経験者と平等にあると言えるのではないでしょうか?資格よりもノウハウが重要な職種だと思います。

2-2.営業職に必要なスキル

では、営業として活躍するためにはどんなスキルが必要なのでしょうか?重要なことは、顧客の依頼をすぐに対処する対応力と効率よく顧客を回る段取り力です。

営業をしていると、新規営業であれルートセールスであれ、顧客から見積もり依頼や納期回答の依頼などの依頼が来ることが多いです。しかし、それらを放っておいて顧客回りをしていては「うちに来るよりも頼んだこと先にして欲しい」と言われる場合があります。

顧客が求めていることをリアルタイムにこなす対応力が身に着くと、結果的に顧客の仕事の効率が上がり、信頼向上や受注につながりやすくなります。

2-3.効率の良い営業とは?

効率よく顧客を回る段取り力は、1件でも多く顧客を回ったり、内勤処理の時間を少しでも多く取るために重要な要素です。今は足で稼ぐ時代ではありませんが、それでも接触回数を増やすと信頼度は上がります。心理学で「単純接触効果」と言います。

段取り力を上げて雑務を減らし、訪問だけでなくメールや電話なども効果的に利用するなど、顧客との接触回数を効率よく増やすことを心がけましょう。

3. 営業職の職種ごとの特徴

営業の職種を分けるとメーカー営業と商社の営業、その他にも受付などの販売営業があります。それらの職種ごとに営業の手法は大きく異なり、売り先や日々のコミニケーションを取る相手も異なります。では、具体的にはどういう仕事をするのでしょうか?職種ごとに見て行きたいと思います。

3-1.メーカーの営業

先ず、メーカーの営業とは、自社の商品を販売している会社の営業のことを言います。日々の仕事は新規営業やルートセールスともに、顧客に直接自社商品を提案したり、自分の代わりに営業してくれる商社に対して商品PRや営業サポートをします。

自社商品を取り扱う訳ですので、商社の営業よりも豊富な商品知識が求められ、商社の営業では手に負えない場合や、大きな案件の場合には商社から呼ばれて同行営業をすることもあります。顧客との信頼関係だけでなく商社との信頼関係も売り上げを左右する要素となります。

3-2.商社の営業

商社の営業は、自社の商品ではなく他社の商品を取り扱う営業です。そのため、顧客とメーカー営業の打ち合わせの場をセッティングしたり、メールや電話で顧客の質問とメーカー営業からの回答をやり取りしたりと言う風に、メーカー営業と顧客との橋渡し的な存在となります。

総合商社のように石油などの資源や、航空機、電力、食品など、取り扱い商品は多岐に渡り、その活躍の場はとても広い業種だと言えるでしょう。

特に三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅は五大商社と呼ばれ、商社営業の花形だと言われています。

3-3.その他の営業

他にも、契約の取次だけを行う営業や、受付窓口にいて顧客対応をしながら商品の購入や申し込みを促す営業、配達や作業・点検をしながら申し込み受付を行う営業など、業界や業種を問わずにさまざまな営業職があります。

例えば通信回線や保険、旅行契約の取次などは販売元や取次代理店の営業などは、PRの方法一つとってもソーシャルメディアの活用や人脈ネットワークの構築など、固定の営業手法にしばられず、さまざまな方法でPRしながら営業活動をしています。

ITの普及で情報伝達の手段が多様化している分、営業手法も多様であると言えます。

3-4.年収の高い営業職とは?

日本の平均年収は440万円なのですが、それに対して営業職の平均年収がどれくらいかご存知でしょうか?

調査年月日によっても多少の変動はありますが、営業職の平均年収は、約470万円と言われています。営業職の平均年収は全体の平均年収よりもやや上回っているようです。

そんな中で最も平均年収が高いおすすめの営業職はIT関連の営業です。その金額は530万円を超え、全体の平気年収を100万円近く超えています。常に新しい知識や情報を学ぶ必要がある業種ですので、日々学ぶという向上心がある人に特におすすめです。

【グラフ】営業職の世代別平均年収(単位万円)

営業職の世代別平均年収

4. 営業職への転職の手順

営業職に転職を決意したならば、どういう手順で転職活動をすれば良いのでしょうか?

既に会社を辞められている人は少しでも早く次の仕事を見つけたいことでしょうし、まだ在職中の人は仕事をしながら転職活動をしなければなりませんから、いずれにせよ効率良く転職活動をしたいものですよね?

ここからは転職活動をスタートさせてから採用まで、どういう順番にどういう方法で転職活動をすれば効率的に転職活動が出来るのかを案内します。

4-1.企業選びには転職支援会社を活用

転職活動のスタートは企業選びから始まります。そんな時にぜひ活用して頂きたいのが求人サイトと転職エージェントです。

転職エージェントとは、あなたの転職活動をサポートしてくれる担当者です。転職に関する相談に乗ってくれたり、希望する企業とマッチングしてくれたり、とても頼れる存在です。

しかも料金は無料。成功報酬で相手側の企業が費用を負担してくれるので、転職活動をしている人にとっては負担なく相談が出来るという嬉しいサービスです。

おすすめの転職エージェントは「転職エージェント比較ランキング【おすすめ32選】評判が良いのは?」でご紹介しています。

4-2.志望動機の設定

受験する企業が決まったら、なぜその企業を受けようと思ったのか、志望動機を設定しましょう。転職活動中の方なら前職の就職活動の時にも作りましたよね?望動機は書類選考や面接で必ずと言っていいほど聞かれる項目です。

しかし、志望動機を単に転職活動の項目だけのものと考えては勿体ないのではないでしょうか?志望動機はどうしてその企業を受けようと思ったのか?自分はそこで何がやりたいのか?自分を見つめ直すチャンスでもあると思います。

もちろん限られた求人情報の中からしっかりとした志望動機を設定するのは難しいかも知れませんので、選考が進むと同時に作り直し、その内容をレベルアップさせて行ってもいいかと思います。

志望動機は入社後のビジョンにもつながることですので、自分を見つめ直すための手段として入念に作られることをおすすめします。

4-3.緊張にも打ち勝つ面接対策

いざ面接というタイミングになったら、どうしても緊張してしまうと言う人も多いのではないでしょうか?面接で上手く話せるかどうかが採用へのカギとなると思われている人も多いでしょうから無理もありません。

そんな時にどうすれば緊張を緩和することが出来るのでしょうか?答えは緊張したままで良いと思うことです。上級心理カウンセラーの資格を持つ著者の私からのアドバイスとしては、緊張してはいけないと思うことが余計にプレッシャーとなります。

面接というアウェイな場所ではただでさえプレッシャーを感じるのですから、プレッシャーとなる要因を増やしてはいけません。一つでもプレッシャーとなる要因を減らし、自分へのハードルを下げると、結果的に緊張を緩和することが可能です。

ですので、事前に伝えたいことだけをしっかりとシュミレーションしておき、どれだけ声が震えたり声が上ずっても良いので、緊張しながらでも伝えたいことだけを伝えるように意識してみましょう。

緊張するということは決して悪いことではありません。採用担当者もあなたが緊張していることよりも、話の中身が知りたいはずですよね?堂々と緊張しながら伝えたいことを伝えると言うことだけに専念するように心がけてみて下さい。

4-4.転職後に心がけておきたい事

めでたく転職活動が終わって営業として新しい会社で働き出したら、最初は覚えることも多く、慣れない顧客対応などでしばらくは地に足が付かない日々を過ごすことになるかも知れません。

しかし、そんな時は決して焦ることなく、素直で謙虚に仕事を覚えるように心がけて頂ければスムーズに仕事に馴染めるかと思います。転職した人ですと前の会社でのノウハウを直ぐに今の仕事にも取り入れようとする場合もあるかと思います。

しかし、守破離という言葉があるように、先ずは新たな会社での基本をしっかり覚え、その後あなたの従来のノウハウを取り入れ、最後に独自の仕事のノウハウを確立して行かれると良いのではないでしょうか?

そういう所まで踏まえて転職活動をされると、色々なことをイメージしながら転職活動が出来るかと思います。転職活動のゴールを内定に置くのではなく、入社後の所に設定すると、きっと求人情報一つ一つの見え方が変わると思いますよ。あなたの転職活動の成功を期待しております。

まとめ

営業未経験の人が営業に天職しようと思っても、どういう仕事をするのかイメージが付きにくかったかも知れません。

しかし、今回紹介した内容を参考に求人情報をご覧頂ければ、何となくその会社の仕事内容が見えて来るのではないでしょうか?ぜひ入社後にあなたならではの営業ノウハウを構築して頂き、優秀な営業マンとして活躍して頂ければと思います。

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